2010年3月27日 琉球新報
米軍普天間飛行場の県内移設や新たな基地建設に「レッドカード」を突き付けた女性集会=26日夕、那覇市古島の教育福祉会館
米軍普天間飛行場の早期閉鎖、撤去を求める「3・26普天間基地の県内移設に反対する女性集会」(同女性の会主催)が26日夕、那覇市の教育福祉会館で開かれた。普天間飛行場の移設先に「少なくとも県外」を掲げ誕生したはずの鳩山政権が県内移設ばかりを検討している状況に、結集した300人以上の女性参加者の怒りが爆発した。
普天間飛行場の早期閉鎖、撤去と県内での新たな基地建設を許さない要請案を採択し、鳩山由紀夫首相や外務、防衛、沖縄担当の各大臣、官房長官、オバマ米大統領らに送ることを確認。「子どもたちの未来に軍事基地を押し付けるのは絶対に許せない」と軍事基地反対の思いを、赤い紙に託して日米両政府に「レッドカード」を突き付けた。
集会では、基地周辺市町村や移設先に名の挙がる地域から11人が登壇し「県内、国内、世界中のどこにも基地はいらない」「政府のトップがうそをついていいのか」と思いをぶつけた。
2人の子どもを連れ参加した大城みさきさん(38)=名護市=は「わたしたちは衆院選、名護市長選で大きな結果をつくりだした。命と引き換えの安全保障が本当の安全なのか。子どもたちの笑顔の中で生活したいだけ」と訴えた。
爆音のため左耳がほとんど聞こえない田仲末子さん(61)=嘉手納町=は「鳩山首相は『命を守りたい』と言うなら、一番命を守らない基地をなくしてから言ってほしい」と訴えた。
富山光枝さん(67)=うるま市=は「一人一人は小魚かもしれないが、小魚の知恵と勇気があれば、詐欺師の政府の人たちをやっつけられる」と気勢を上げた。
米軍普天間飛行場の県内移設や新たな基地建設に「レッドカード」を突き付けた女性集会=26日夕、那覇市古島の教育福祉会館
米軍普天間飛行場の早期閉鎖、撤去を求める「3・26普天間基地の県内移設に反対する女性集会」(同女性の会主催)が26日夕、那覇市の教育福祉会館で開かれた。普天間飛行場の移設先に「少なくとも県外」を掲げ誕生したはずの鳩山政権が県内移設ばかりを検討している状況に、結集した300人以上の女性参加者の怒りが爆発した。
普天間飛行場の早期閉鎖、撤去と県内での新たな基地建設を許さない要請案を採択し、鳩山由紀夫首相や外務、防衛、沖縄担当の各大臣、官房長官、オバマ米大統領らに送ることを確認。「子どもたちの未来に軍事基地を押し付けるのは絶対に許せない」と軍事基地反対の思いを、赤い紙に託して日米両政府に「レッドカード」を突き付けた。
集会では、基地周辺市町村や移設先に名の挙がる地域から11人が登壇し「県内、国内、世界中のどこにも基地はいらない」「政府のトップがうそをついていいのか」と思いをぶつけた。
2人の子どもを連れ参加した大城みさきさん(38)=名護市=は「わたしたちは衆院選、名護市長選で大きな結果をつくりだした。命と引き換えの安全保障が本当の安全なのか。子どもたちの笑顔の中で生活したいだけ」と訴えた。
爆音のため左耳がほとんど聞こえない田仲末子さん(61)=嘉手納町=は「鳩山首相は『命を守りたい』と言うなら、一番命を守らない基地をなくしてから言ってほしい」と訴えた。
富山光枝さん(67)=うるま市=は「一人一人は小魚かもしれないが、小魚の知恵と勇気があれば、詐欺師の政府の人たちをやっつけられる」と気勢を上げた。