◇ 免許更新制の即時停止! 現場から声を上げよう!
民主党案・免許制度改悪法を浮上させるな!
自民党は、現在の教育が置かれている問題のほとんどを、「教員の質の低下」が原因であると教員個人の責任に歪曲して、様々な教育改悪を行ってきた。免許免許更新制はその考えの元でできあがった制度である。
では、政権交代した民主党の認識はどうだろうか。今年3月に提案された、参議院での法案を見ると、教育の質の向上は、免許制度と教員養成のハードルをあげることで解決しようとしている。基本的には、自民党と同じ考え方としか思えない。
教員の尻をたたいて勉強させれば教育の質が本当に上がるのだろうか。もっと生徒に向かい合える時間を作ることや、教員の定数を増やして現場の負担を減らすことのの方が、よっぽど実効性のある改革である。
──────────────────────────────────────
◇ 民主党案(09年3月参議院民主党提案)の問題点
・一般免許の取得には修士の学位が必要。教育実習を1年間。
(教員のなり手を減らす、金持ちしか教員になれない)
・専門免許の新設、実務経験8年以上、教職大学院での専門教育。
(免許による教員身分の分断)
・教員養成大学院=旧師範学校の復活か
・免許の失効権限を文部科学省が持つ。
・旧免許は新免許に切り替えなければならない。
(権力による教員の管理が可能)
・一度法律ができれば、どの政権でも運用可能。
(自民党or右派政権ができれば、何でもできる。)
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執行部は、免許更新制の問題に関して、日教組・日政連に働きかけて取り組む(川上委員長)、と言ったが、具体的な現場の声を反映させる闘いを提案していない。
また、民主党案の問題点を認識しているかどうかの答弁もない。職場の実体をふまえて、下から運動をつくらないと民主党免許制度改悪案が浮上してくる。
組合員だけではない全教職員、非常勤講師や、非正規職教員にも影響がを与え、教育の国家統制にも道をひらく、民主党案を大衆的な運動で、葬り去ろう。
『YOU SEE!』(2009年10月27日 248号)
<<パワー・トウ・ザ・ピープル!!>>
民主党案・免許制度改悪法を浮上させるな!
自民党は、現在の教育が置かれている問題のほとんどを、「教員の質の低下」が原因であると教員個人の責任に歪曲して、様々な教育改悪を行ってきた。免許免許更新制はその考えの元でできあがった制度である。
では、政権交代した民主党の認識はどうだろうか。今年3月に提案された、参議院での法案を見ると、教育の質の向上は、免許制度と教員養成のハードルをあげることで解決しようとしている。基本的には、自民党と同じ考え方としか思えない。
教員の尻をたたいて勉強させれば教育の質が本当に上がるのだろうか。もっと生徒に向かい合える時間を作ることや、教員の定数を増やして現場の負担を減らすことのの方が、よっぽど実効性のある改革である。
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◇ 民主党案(09年3月参議院民主党提案)の問題点
・一般免許の取得には修士の学位が必要。教育実習を1年間。
(教員のなり手を減らす、金持ちしか教員になれない)
・専門免許の新設、実務経験8年以上、教職大学院での専門教育。
(免許による教員身分の分断)
・教員養成大学院=旧師範学校の復活か
・免許の失効権限を文部科学省が持つ。
・旧免許は新免許に切り替えなければならない。
(権力による教員の管理が可能)
・一度法律ができれば、どの政権でも運用可能。
(自民党or右派政権ができれば、何でもできる。)
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執行部は、免許更新制の問題に関して、日教組・日政連に働きかけて取り組む(川上委員長)、と言ったが、具体的な現場の声を反映させる闘いを提案していない。
また、民主党案の問題点を認識しているかどうかの答弁もない。職場の実体をふまえて、下から運動をつくらないと民主党免許制度改悪案が浮上してくる。
組合員だけではない全教職員、非常勤講師や、非正規職教員にも影響がを与え、教育の国家統制にも道をひらく、民主党案を大衆的な運動で、葬り去ろう。
『YOU SEE!』(2009年10月27日 248号)
<<パワー・トウ・ザ・ピープル!!>>