私がまだ司会者だった頃、色々なお客様の悩みを伺ったり 様々な場面に立ち会って来ました。
多くの御新郎御新婦は結婚式を迎えるに当たり様々な壁にぶつかります。
男性も女性も殆どの方がマリッジブルーになるのです。
時には大きな問題も・・・
一人っ子の御新婦、お父様はご結婚に反対。そして、父方のご親族も全員反対。おじ様おば様としては、お生まれになった血筋が途絶えてしまうと。 「おめでとう」という言葉は使わないで下さい!と。
お子様がいらっしゃる御新婦。 更に、御新郎よりも年上。 御新郎は初婚。 御新郎のお母様から、息子を騙して!というようなこともいわれたそうです。
御新郎が御新婦姓を名乗ることを一度はご承諾なさった御新郎のお母様ですが、途中でやはり婿入りは・・・とお気持ちが変わってしまったお母様。 そのことがきっかけで結婚式が暗礁に・・
そして、今でもはっきりと覚えている御新郎の挨拶があります。 こんな御新郎御新婦を作ってはいけないと強く思ったのでした・・・
反対なさっているお母様、当日は出席なさるか否か解らないと。
結局ご参加なさらずに、披露宴の最後の御新郎のあいさつで御新郎は嗚咽をしながらこう云ったのです。
「母を悪く思わないで下さい!」と。
お母様、貴方の愛する大切な御子息は貴方が出席をしなかったことで、このような辛いご挨拶をすることになってしまったのですよ! あなたの御子息が選ばれた方です、信じて祝ってあげて、そしてその方に大切な御子息を託しましょう!
それから間もなく私はフリーランスのプランナーになったのでした。
こんな経験をしてきたからこそ、私がとても大切にしているのは 新郎新婦の心のクッションになること!!なのです。
こういった問題は我が息子・我が娘を思うからこそ起こる問題であるのです。 お父様お母様は貴方たちを思うからこそ このような状態になってしまったのです。 御両家のお父様お母様を集めて下さい。 私がお話を致します。と! お二人ともしっかりとお話し致します。 年齢を重ね、いつしかこのようなお話しが自然と出来る年代になりました。
これからもお二人の心のクッションとなって幸せな人生のスタートのお手伝いをさせて頂きたいな~と思います♪