思い返せば、私が初めて結婚式のお手伝いをさせて頂いたのは、小学生の時。
御近所のお兄さんが、ご自宅で結婚式を行うことになり七五三の時の振袖を着て
雌蝶をつとめ三婚の儀のお手伝いをしたのでした。
うっすらと記憶にあるのですが、何がなんだかよく解らず、その時は大人の云われるままにお手伝い。
まさか、いつの日にか結婚式の仕事に就くとは思ってもみませんでした。
今は商品のごとく使われている「自宅婚」 「家婚式」 という言葉。
もともと、日本は神前式ではなく、この自宅婚式なのです。
昔はご自宅でお支度を整え、長持ちに花嫁道具を詰め嫁いだのです。
私が幼い頃、お手伝いした雌蝶(めちょう)とはこんな感じです。
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雄蝶 (男の子) 雌蝶 (女の子) にお手伝いを頂いての三婚の儀