前回の続きです。



潜水艦は一人ひとりの

与えられた任務の重要性と

チームワークで

成り立っていると

書きました。

絆みたいなものが

生まれるのだと

わかりました。



その状態で、

潜水艦は呉(広島)を出航し、

大津島

(山口県周南市の

回天訓練基地)まで行き、

そこで

回天(人間魚雷)

回天搭乗員(特攻隊員)

潜水艦に乗せるわけです。

そして

出撃していくわけです。




潜水艦の乗組員と、

回天搭乗員、

お互いが

初対面ということ。



潜水艦の乗組員の

絆が出来上がっている中に

特攻隊員4名が

乗り込むわけです。



お互い

よそよそしい状態になるのは

当然だと思いました。




人間爆弾【桜花】でも

桜花搭乗員と、

母機の一式陸攻の操縦士は

同じ基地にいて

同じ時間を

過ごしてきたわけです。


でも、

回天は違うのだと

わかりました。


迎えにきた潜水艦に
乗り込んで行くわけです。
初めて見る人たちの
艦に…。


回天搭乗員には
絆とか、人間の心とか、
そういった
配慮もしてあげて
ないんだなぁと
思いました。





ブログ最後まで読んでいただき
どうもありがとうございました。

★参考
「鉄の棺」齋藤寛、
潮書房光人社新社、2023年3月19日発行