今日の午前中は
本屋へ行ってきました。◯
本来の目的は
ある漫画を買いに行くこと
でも、見つけた小説も
2冊衝動買い ←
読み終わったときには
感想を書き残したいと思います
いつになるのか
全くわかりませんが×
探しに行った漫画は
清水玲子さんの『 秘密 』
以前、ブログ内で
一度だけ出てきたのですが…
7巻を読み飛ばしていたので
そちらを買いに行きました◎
2060年前後の設定で
近未来的な感じの世界
犯罪被害者の脳を取りだし
生前の映像記憶を再現する
特殊な技術を駆使して
難解な事件の真相に迫る
科学警察研究所
法医第九研究室
が、物語の主体となる場所です
脳の記憶した映像を
つぶさに見ていく中で
犯人への手掛かりや
事の真相へ迫るのですが…
興味深いなと思うのは
脳の記憶している映像が
その人それぞれで
全く異なるということ
ある人は幻覚に犯され
あるはずのないものを見ていたり
逆にあるはずのものが
見えていない世界だったり
そこまで美しくない人が
実物よりも綺麗に見えていたり…
人間の視覚とは、
なんて曖昧で
主観に満ちているんだろうと
そう感じざるを得ない世界
漫画の中の設定ではありますが
実際、そうかもしれないって
わたしは思います。◯
例えば
自分で自分を醜いと思えば
鏡に映る自分は醜くて仕方ない
いくら他人から
『そんなことないよ』と
言われたとしても
他人の目から自分を見ることは
絶対に出来ないわけですから
自分の目に映る世界では
自分は醜くしか写らず
そんな言葉は気休めだ、
そんなことを思ってしまう×
世界は確かに存在していて
わたしも、あなたも
たくさんの人が生きている
これは紛れもない事実ですし
それが世界だと思います*
けれど、わたしの世界と
誰かの世界の間には
きっとどこか違いがあって
同じものを見ているのに
同じようには見えていない
そんな不思議な現象が
起きているんだろうなーと
ぼんやりそんなことを
考えていました
自分の世界の色と
他者の感じる世界の色は
きっと、違っていて
それは変えられないかもしれません
でも…混ぜ合わせて
融け合っていくことは
出来るんじゃないかと
そう、信じていたいです◎*
わたしとあの人は
世界が違うからって
そう決めつけて
色を知ることさえ放棄するのではなく
どんな色を見ているのか
どんな世界を感じているのか
知ることから始める気持ちを
持っていたいなと感じます
世界の色は無限にあるから
自分だけの色を
探して、創りたいと
そう思います
