爪が薄くなる原因は？
毎月ネイルをされている方で、
「急にネイリストから『しばらくお休みしましょうね』と言われたんですけど…
でもネイルは辞めたくないし、そのお店では予約受けてくれなくて、どういうことなんでしょうか？」
と、お電話で相談を受けることがあります。
そのサロンのネイリストに、『爪が薄くなっているから』と言われたそうです。
爪が薄くなったのは、私のせいなんですか！？
と、少々お怒りでした
（いや…私に言われても。。。。）
なぜそんなことになってしまうのでしょうか？
毎回毎回、ジェルをオフしている
ジェルのオフには、通常、アセトンやソークオフ剤を使います。
近年は、手肌に優しい成分のものが多いですが、それでも、ジェルを溶かすほどの溶剤なので、無傷ではすみません。
特に、傷んでしまっているお爪には大打撃です！
ジェルを載せる前に表面を削られている
実はこれが一番の原因！
ジェルを載せる前に爪表面を削ることを「サンディング」と言います。
サンディングが必要…ということは、サンディングをしないと定着しないジェルを使っている、ということです。
それ自体は、別に「悪」でもなんでもないです。
問題なのは、サンディングの仕方、です。
プッシャーで爪が薄くなる
オフ剤でふやけたジェルをプッシャーでこそぎ落とすのですが、この時に力任せにこそいでしまうのも大きな原因です。
自分でジェルを無理矢理剥がしてしまう
ジェルに浮きが出来てくると、浮いたジェルと地爪の間にパカパカと隙間が出来ます。
その間に、シャンプーの時に髪の毛が入って洗いにくかったり、ゴミが入り込んだりしてしまうと、気になって気になって、お客様は自分でジェルを剥ぎ取ってしまうことがあります。
これも爪が薄くなってしまう大きな原因です。
指を突いた、ぶつけた
指を突いたりぶつけたりしてしまうと、ジェルに負荷が掛かって、「中浮き」の原因となります。
中浮きは無理にジェルが爪から離れた状態ですので、爪の表層組織を剥いでしまうのです。
いかがでしたか？
薄くなってしまう原因は、ネイリストにもあり、お客様にもあります。
これらのことは、対処ができます！
仕方がないことではありません。
ネイリストの経験を養うことももちろん。
お客様にジェルの特性をご説明することも、もちろんなのです
ネイルのご予約は
爪先のしあわせが、いつも貴女とともにありますように
