3度目もかかりつけ医で抜歯
3回目もお願いするにあたって、私もかかりつけ医も今度こそ成功させたいという意気込みでのぞんだ抜歯。
下の歯(前歯の2つ横)がグラグラし始めて1週間という時期に抜歯。
今回は送り先も東京ということで、新鮮な歯を翌日培養してもらえる!と期待が高まった。
しかし、数日後にかかってきたバンクからの電話にビックリ。
「歯の根元に歯髄を取り出す穴がありませんでしたので、今回は培養を試みることができませんでした。」
まさかの、培養どころか神経を取り出すこともできなかったという。
あからさまに声のトーンが落ちショックをうける私に
「抜ける寸前の歯ですと、このように穴が吸収されてしまって神経が取り出せないことがあります。次回抜歯の際は根本に穴が無い場合はお送りいただかなくて大丈夫です。」
???
この説明でまた心が折れてしまった。
「あのう、グラつきはじめて1週間の歯なので、抜ける寸前ではなかったです。」
同じ歯髄バンクで一回の抜歯で培養が成功&保管されたという方がいらっしゃるし、
たまたま我が家は歯の状態や受け入れタイミングなどが噛み合わず、上手くいかなかったんだと思う。
しかし、3回失敗が続くと同じ方法でやり続ける気力が無くなってきてしまった。
別のバンク探し
かかりつけ医から「認定医でやってもらったほうがいいのでは」と言われて他の歯科に電話したときのやりとりを思い出した。
認定医リストにあった歯科に電話すると、バンクの認定医はやっていないけれど、○○大学(地方の国公立大学)へ歯を送ることはあります、と言っていた。
ふとこのやり取りを思い出し、その大学名で検索をしてみた。
けれど、その大学名では歯髄バンク的なサービスはみあたらず。
それとは別に、日本歯科大学が歯の細胞バンクをやっていることが分かった。
コロナでしばらく受け入れ停止していたのが、この4月から再開したばかりとのこと。
歯の輸送に毎回不安を感じていたし、かかりつけ医に素人の私の判断で毎回抜歯をお願いするのも、限界を感じていた。
日本歯科大のバンクの認定医も隣の市にあるみたいだったけど、なるべく確実に成功させたいし、大学附属病院で抜いてもらおうと決意。
上の前歯が2本とも3ヶ月間ほどグラグラしていまにも抜けそうな状態、急いで最短の診察を予約した。
(新鮮な歯のほうが良いと思っていたので、3回目の抜歯では抜ける寸前の前歯は見送っていた)
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