娘5歳6ヶ月、4月になったら年長さん!?
 
信じられないけれど、ほんとの話。
 
 
娘は肢体不自由のため、補助の先生がついてくれている。
 
年中さんから補助の先生が新しく変わり、親分肌で言葉をはっきり強めに言う年配女性に。
 
関係づくりに不安があったものの、気が合うようで、驚くほど仲良くなって楽しく通園している。(意外な展開だけど、娘がハッピーなら◎)
 
最近、補助の先生から給食のことをいろいろ言われる。以下、大きく3つの問題点。
 

お箸

 
給食用に、毎日フォーク・スプーン・おはしのセットを持参している。
 
けっこう最近知ったのだけど…
 
年中さんのうちに、お箸の練習をがんばって、年長さんになったらお箸オンリーになるらしい。
 
すでに年中さんクラスでは、みんなお箸メインで給食を食べていると。
 
娘は、普通のお箸はまだ到底無理なので、仕方なくエジソン箸をもたせている。
 
数人はエジソン箸らしいが、だいたい年長になるとエジソンの子は居なくなるそう。
 
あの悪名高き(いいすぎ?)エジソン箸。
 
OTさんも、保育士さんも口をそろえてエジソン箸は良くないというのに、、、クラスと足並みを揃えるため、そして何より娘もみんなみたいにお箸を持ちたいと言うし。
 
エジソン箸なら、7割くらいは一人で食べられる。
 
OTさん推奨の補助箸も持っているけれど、そちらはまだ実用レベルに使いこなせない。
 
OTさんおすすめはこちら↓
 
ちなみにスプーン・フォークは、こちらが指示すれば鉛筆持ちに持ち替えて多少食べるけど、すぐにグー持ちに持ち替えてしまう。
 
鉛筆持ちもまだ完全じゃないのに、お箸の習得はそんなに頑張らなくていいのでは、と思ってしまうのだけど。

補助の先生「お箸の練習お家でも頑張ってくださいね!わりばしだと滑りにくくて練習に良いですよ。小学生になったらみんなお箸ですからね!!!」
 
私「は、はい、まだ完全な習得は難しいと思いますが、、、家でもやってみます。 以前、小学校へ見学に行った時、娘に合わせて柔軟に対応してもらえそうな様子でしたので、お箸が難しい場合は相談しようと思います。」
 
補助の先生「!!」(私が口答えしたので、ちょっと怒ってる雰囲気)
 

食べるスピードと量

補助の先生「○○ちゃん、食事にすごく時間がかかってます。小学生になったら給食は15分間で食べ終わらないといけないんですよ!!」
 
娘は噛む力、飲み込む力も普通より弱いので、食べるのは多少ゆっくりになってしまうのは仕方ない。これはもう最初から伝えてあるし、先生も分かってることだけど。
 
特に、じゃがいものようなホックリしてしっかり噛んだり飲み込むのに力が要るものは苦手。
 
反対に、麺類やフルーツのようなツルッとのどごしの良いものはすごく好きだし、食べるのも早い。
 
娘が食べるスピードは、好きなメニューだとすごく早いのを知っているので(笑
 
これはどちらかと言うと集中力の問題かな、と私は思ったのでそれも伝えた。
 
園児たちが小学校に入ってから苦労しないように、箸を教えたり時間内に食べられるよう指導してくれているのは、ありがたいことだけど。
 
うちの場合はやっぱり、無理して合わせなくて大丈夫、というスタンスを伝えた。
 
補助の先生「それじゃあ、主食のご飯やパンは食べきれない時は残してもいいですか?」
 
私「もちろん!!」
 
補助の先生「おやつにたまごボーロが出た時、すごくゆっくりだったので、私が口の中に2粒づつ入れてなんとか食べさせたんです。」
 
心の声(え?!たまごボーロそんな必死に食べさせる必要ある??娘の好きなお菓子じゃないので、様子は想像つく)
 
私としては、おやつも食べきれない時は残していただいて構わないです。
 
食べ物を粗末にするのが良くないのであれば、持ち帰ります、と伝えた。
 
 
ある日の給食、娘が明らかに好きそうなメニューだった。
 
私「先生、今日は給食どうでしたか?」
 
補助の先生「ああ、そういえば、今日はすごく早く食べ終わってました!」
 
やっぱり(笑
 
娘の本音はズバリ「好きなものだけ食べたい」だと思うけど、ゆっくりでも全部たべてるんだから立派よ。
 

左手はお茶碗を持って

 
補助の先生「○○ちゃん、いつも、お皿を机に置いたまま食べてるんです。左手でお茶碗持つように練習してください。」
 
娘の体幹が弱いことは、何度もいろんな局面で伝えてきているけど、茶碗を持つことが難しいというのは先生にとってイメージが結びつかなかったみたい。
 
立っている時だけでなく、座っている時も姿勢を保持するのに努力が要ること。
 
食事中、さりげなく左手を椅子や机に添えてるだけに見えるけど、実際はそこで体を支えていたりする。
 
両手を自由に使うのは、娘にとって労力が要ることを伝えた。
 
練習は、娘が嫌がらない範囲でお願いします、と。
 
最上級にお気に入りのプリンなら、左手で瓶を持ち、右手のスプーンで食べることができる。
 
大好きなハサミを使う時も、左手に紙を持ちながらできるので、そういう姿を見ると食事だってできるでしょ?と思われそう。
 
好きなことだと瞬発力で頑張れるけど、日常的な食事の場面でずっと左手に持つのはしんどいだろうな、と思う。重さだったり、時間もかかるし、色んな面で。
 
療育先でも聞いてみた。
 
OTさん「まだお尻に体重を乗せて座ることを習得中、まずはしっかり座れるようになってから。
練習させたいなら、保育園の普通の椅子ではなく、体を安定させられる椅子の方が良い。」
 
PTさん「右手にお箸、左手にお茶碗を持ったら、それを維持するのに必死になって、口が動かなくなってしまうかも。食べる事が大変になって、食事が嫌いになりそうで心配。」
 
よかった、私の感覚と近くてホッとしたし、プロの方々の意見なら先生も納得しやすいと思う。
 

就学に向けて

保育園の先生がしきりに練習!練習!というのは、小学校についていけるように、という目的のためなので。
 
私が小学校と話して、娘の給食にどのくらい柔軟に対応してもらえるかを確認して園に伝えたら安心してもらえるのかな、と思った。
 
今のところ地域の小学校の支援級を考えていることは、補助の先生には話している。
 
この保育園にとって娘は初めての肢体不自由児だし、就学先の候補の小学校にとっても同じ。
 
お互い手探り。
 
今回気になって、他の地域の幼稚園や小学校のことを友人に聞いてみた。
 
友人の子が通った幼稚園では、うちの保育園と真逆で一切お箸を使わないポリシーだったそう。
 
へえー。
 
小学校の話を聞くと、メニューによって箸・スプーン・フォークを使い分ける感じだそう。
 
ふむふむ。
 
1月あたりに娘をつれて小学校へまた見学・相談へ行こうと思っていた矢先の緊急事態宣言で、躊躇したまま時間が過ぎてしまった。
 
春休み前には、行きたいな。
 
早咲きの桜。おかめ桜という種類。花が小ぶりでかわいい。

 

Youtubeでみたレインボーアイスを作りたい!!という娘の熱いリクエストにお答えして、色とりどりのフルーツを準備。

 

みかんジュースをアイスの容器に流し入れる娘。

 

我が家のOTは、料理が多い。