ブログを始めて1年ちょっと。
肢体っ子たちの運動会での頑張りを読むのは、秋の風物詩に。
昨年は娘の徒競走の距離をどうするか、お母さん決めてくださいと言われて迷ったけれど。
ゆっくりでもいいからみんなと同じ距離を走ることにした。
その時の様子はこちら 保育園の運動会、娘の頑張りと声援に涙
あらかじめの戦力外通告にホッとする
年中になった今年はリレー。
去年からそこはかとなく不安ではあったものの。
コロナ自粛があけてすぐに園長先生や新しい担任・補助の先生と面談をしたときに「今年はリレーですよね。」と、運動会の話を振ってみた。
園長先生も前から考えていたみたいで
「○○ちゃんには、競争に影響しない形でしっかり参加してもらいますね。」
と、笑顔で即答。
正直、私にリレーの判断を委ねられたらどうしようかと心配だったので、早めに知れて気が楽になった(笑
わたしが住んでいるエリアは感染者数はほぼゼロだけど、いちおう首都圏のはしくれ。
感染予防のために、今まで通りの運動会は中止。
学年別に違う日を割り振って、園庭で競技。保護者は1人だけ見学可というイベントになった。
支障がない程度の撮影はOKだけどSNSへのアップ禁止。
普段の運動会はプロのカメラマンが写真や動画を撮るんだけど、今回は無し。
園庭でいつも遊んでる感じの延長で、体操をしたりリレーや障害物などの種目をやった。
去年以上に、ラジオ体操は身体が動く範囲でみんなの動きを真似して出来ていた。
多動の傾向も以前より落ち着いて、自分の場所をフラフラ離れることなくなったことが嬉しい。
サプライズな出番
小さな保育園の小さなクラスなのでリレーは2チーム対抗。
娘の出番は、
- リレーが始まる前の宣誓「ちからいっぱいがんばるぞ、オー!」(みたいなかんじ)
- リレーが始まる前にバトンを持ってリレーコース1週。もうひとりクライスメイトが、娘のペースに合わせて伴走。娘とクラスメイトが第一走者にバトンを渡したらリレー開始の合図。
宣誓のことは知らなかったのでカメラ構えてなくて撮れなかったのが超心残り。私は見学場所をリレーコースの中盤くらいに陣取ったので、声が遠くてよく聞こえなかった(涙
競争に直接関わらない形で素敵な出番を用意していただいてとてもありがたいし、
私もどんなふうになるのか楽しみにしていたので、事前に聞かなかったんだけど、
娘が走り始めたら撮影&応援がんばろう、みたいな気持ちでのんびり構えていた。。。
あー、娘の宣誓撮りたかった〜!! (笑
もうひとつの障害物チャレンジ、みたいな種目では、特に競争ではなく地面の輪っかをケンケンパしたり、跳び箱にのぼってジャンプ、平均台を歩く、というのを順番に何度もやる、というもの。
娘は、補助の先生に胴体を支えてもらいながら、平均台の上で足を一歩一歩前に出して歩いていた。初めて見る姿。
ケンケンパは両手を持ってもらって、ジャンプ。
その場でジャンプは出来るようになったけれど、地面のマルを狙ってジャンプで移動するとか、そういうのはまだまだ高度で難しい。
跳び箱も、途中まで自力でよじ登りつつ、手をもって引き上げてジャンプ。
ケンケンパのジャンプを両手でずっと介助するのは、なかなか腰に来るので(笑
補助の先生がしんどいかな?と思って、途中から私が交代して一緒にやった。
来年はとうとう年長さん。そのころコロナの状況がどうなっているんだろう。
コロナ禍での生活も、障害児育児も、できる範囲でどんなことが可能か考えて工夫しながら実現する、という意味ではちょっと似てるような気もする。
みんなが当たり前に出来ると思っていたことが、当たり前でなくなる。
ヨーロッパはまた感染拡大が深刻化して各地でロックダウンがはじまるというし、数年前にはまるで予想できなかった世界になってしまったなあ。