コロナウィルスの影響で3月初旬から診察もリハも行けなくなって、実に4ヶ月ぶりの静岡。
2年前の2歳9ヶ月の頃から、ほぼ毎週通っていたので、こんなに間があくのは初めてのこと。
落ち着いたね&大きくなったね
小児科の診察では「少し落ち着いてきたね〜!」と、この数ヶ月で少しお姉さんぽくなったのを褒めてもらった。
オムツが外れたことや近況報告など。コロナで長く通えなくなったことから、神奈川県内にも受診先が欲しくて動いていることや就学のことなど、いろいろ相談。
診察のすぐ後にPTできるように用意してくださり、さっそくPTも。ありがたい😢
体が大きくなって筋肉もついたね。少し落ち着いたね(精神面)。足首はちょっと硬くなっちゃったかな。腹筋がついて座位の姿勢は良くなったね。歩容のチェックでは、手が下におりてきているのがいいね、まだお腹は前にでちゃうから骨盤が立つようにしたいね、と。
以前は身長の割に体重は軽めで細身だった娘。
ここ最近、自粛期間中にご飯もお菓子も😓たくさん食べて体重が増え、三輪車に乗って動きまくったので筋肉もついて、体格が一回り大きくなった。
「体重は、増えすぎないほうが良いですよね..?」
うむ、とうなずくPTさん。
今は成長曲線でいうと平均くらいの体重。
足に負荷がかかってしまうので気をつけないと。
時々、娘が右足の裏が痛いと訴えてくることも相談した。
左の麻痺が強いので右足が頑張っちゃってる。右足で着地してそちらに体重を乗せる歩き方をしているので、右足の着地している部分が痛いのだろう、とのこと。
左右差困るね〜👣
大好きなスリッパ練習
静岡に来ると、スリッパを履くのを楽しみにしている娘。
娘4歳11ヶ月。待ち時間は、もくもくと練習にいそしむ。
こういう姿をみて、PTさんから「娘ちゃんはストイックだよね〜」とよく言われる。
脳性麻痺の影響でかかとが浮いてつま先歩きになってしまうので、スリッパやトイレサンダルのようなかかとのない履物は、つま先が立った時にツルッと落ちてしまう。
それでも「スリッパはきたい!」の気持ちは消えず。
スリッパ、スリッパ。と毎回言うので...
「かかとを床につけて、ペンギンさんみたいに歩いてごらん。」
靴下を脱いで足をすべりにくくして、一歩一歩を丁寧に歩くと脱げにくいとわかり、ペタ、ペタと歩く。
これが、いつもの歩き方に戻ると2、3歩でスリッパは飛んでいってしまうのが悲しいところ。
気が散りやすい性質もあるけれど、好きなことに打ち込むとすごく粘り強い。
スリッパを履いているときは、自分の足の動きに神経を集中させているのが分かる。
スリッパブームはいつ頃始まったっけ?と写真フォルダをさかのぼって見つけた写真。
ちっちゃくてかわいいなあ。スリッパと言い出したのは3歳7ヶ月の時でした。
あっという間に脱げてしまう(涙
誰も居ない静岡の廊下では、時間のある限りもくもくと練習しているのに。
2歳の息子と一緒に行った近所の小児科ではすぐにあきらめてしまう。
娘が苦労している横を、息子がスリッパを履いてスタスタ歩いていくのを見ると、プライドなのか、つまらないのか、スリッパをやめて絵本を探したり別の興味へすぐ移ってしまう。
保育園では自分よりできる子ばかりに囲まれているし、家でも弟に身体的な能力は抜かされてしまって。
娘には周囲を気にせず集中できる環境が大事なんだな、と思った。