・目次

I ウィーク・ソートで

II 忘れられた感覚

III 身体から場所へ

IV 完成の背景

V 異例の伝説

VI フラジャイルな反撃

あとがき

文庫版あとがき

解説◆弱々しさの勧め 高橋睦郎

 

・メモ

フラジャイル、儚い、弱々しいもの、ことが頭に浮かぶ言葉だ。本書ではこのフラジャイルをキーワードとして松岡正剛氏がさまざまなフラジャイルを取り上げ掘り下げていく。まず最初に浮かんだのがものとしてのフラジャイル=壊れものだが、本書ではそれだけでなくさまざまなうつろい易いもの、人、組織、立場、風景などが紹介される。一番興味深かったのは例えば明治時代のある権力と結びついた反社は個々には強者なのに社会的な立場としては弱者となるというアンビバレントな位置付けが見事に描写されていた点かな。

 

一つちょっと気になったのは松岡氏は朝焼けおよび日の出よりは、夕焼けおよび日没がよりフラジャイルと説いているが個人的には朝焼けの方かなぁ。10年ほど前、早朝の横須賀線の車両からみた赤黒い濃いオレンジ色の朝焼けがあまりに生々しくて忘れ難いw

 

[フラジャイル 弱さからの出発/¥1,540]

[松岡正剛著/筑摩書房(2005/9)]

[474p/ISBN:4-480-08935-7]

[フラジャイル、弱きもの、弱者、反社、病弱、ハンディキャップ、人、自然、体制、幼児、女性、身体、遺伝子]

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[ちくま学芸文庫 マ-25-1][自初][067][kv 06]