こんにちは。
代々木上原の幼児教室
英才アカデミーデイジーキッズの
パズル先生こと鈴木みなみです。
ご訪問ありがとうございます。
今日は数字のないトランプカードで遊んでみましょう
例によって年季ものですので同じものは見つからないのですが、
中身はこんな感じです。
カードの枚数は40枚。
1グループ10枚ずつ4グループあります。
4グループのうち、数字が1グループ、ほかの3グループは動物の絵です。
それぞれ1~10まであります。
今、4グループそれぞれから「5」を取り出し、縦に並べました。
5ならべ
5より左側には5より小さい数が並びます。
5より右側には5より大きい数が並びます。
置いてあるカードのとなりのカードしか出せません。
それぞれ同じグループで横に1~10まで並べましょう。
5より1大きい数は
5より1小さい数は
1~10までは数を歌のように覚えてしまいますから
5より1大きい、5より1小さいという言葉は耳慣れないものです。
1~10までの数を量として捉える遊びです。
数字カード以外は動物をひとつひとつ数えながら並べていくことになります。
そのうちおよその見当をつけてこれが7かなこれは10かな
と見つけることも早くなります。
およその概念を学びましょう。
早くから数字を覚えてしまうと、ひとつひとつのものを数えなくなってしまい、
量を 目で捉えることを疎かにしてしまいます。
小学校受験においても数字ではなく、具体物を数えることを重視しています。
このことからも面倒がらずにひとつひとつものを数えてほしいです。
ジジ抜き遊び
トランプのババ抜きと同じ遊び方です。
「ババ」に当たるカードがないので
1枚取り除いてそのペアとなるカードを「ジジ」にしてしまいます。
ここでの学びは
同じ数のカードさがすことで正しく数を数えること。
およその見当をつけて早く同じ数のカードを探すこと。
戦争ゲーム
40枚のカードを半分ずつに配ります。
「いっせーのーせっ」で
自分の前に山積みにした1番上のカードを表にして中央に出します。
「どちらが多いかな」
多いカードを出した人が2枚ともカードをもらえます。
これを繰り返していきます。
同じ数のカードが出た場合、
もう1枚手持ちのカードを出します。
多い数のカードを出した人が4枚まとめてもらえます。
最後にカードの枚数の多い人が勝ちとなります
ここでの学びは
多い少ないの判断を早くできるようにしたいですね。
神経衰弱
40枚すべてのカードを裏にして広げます。
順番に2枚めくり、同じ数のカードが出たらもらえます。
同じ数でなかったらめくったところにそのまま裏に戻しておきます。
同じ数のカードをもらえた人は続けてプレイすることができます。
最後にカードの枚数の多い人が勝ちです
記憶の回路は幼児の時期に作られますから、
たくさん刺激を与え、しっかりした回路を作ってあげたいです。
神経衰弱では10作りもオススメです
同じ数を探すのではなく、
合わせて10になる2枚のカードを探すというルールです。
遊びながら10の分解を覚えられます。
このようにトランプですからまだまだたくさんの遊びがあります。
この数字のないトランプカードで遊ぶことは数の基本を楽しく学ぶことになります。
かわいい絵のかいてあるトランプの数字の部分をシール等で隠して
自分専用の数字のないカードを作って遊んでみるのもいいと思います。
トランプによって「7」「8」「9」「10」の絵の並び方が違うので
また面白い発見も期待できるかもしれません