人の話を聞く姿勢は小さいころから身につけておきたいものです。

大事なことは相手の目を見て話を聞くことです。

お母さんが子どもの目を見て話をする、子どもの目を見て
話を聞いてください。

できるかぎり、子どもの目線までしゃがんで自分を合わせましょう。
お母さんの目が自分だけを見ている安心感は特別なものです。
こどもとの信頼関係はこれで築くことができます。

忙しくて目を合わせることができないときでも「あとで」ではなく、話を聞いてあげてください。
子どもにとって「今、その時」が大事なのです。
そういう時は子どもの言葉を受けて、言葉を繰り返すといいでしょう。
「きょう、たいへんだったんだよ。」
「何が大変だったのはてなマーク
「すべり台のところに大きな虫がいたの。」
「大きな虫はてなマーク
お母さんが反応してくれるとうれしくてドンドン話し続けます。

自分の思ったことを相手にわかるように伝えることはなかなか難しいことです。
家庭の中でお母さん相手に伝える練習ができれば着実に力になります。

子どもが話の途中で言葉がつまるとそのあとの言葉をお母さんが続けてしまうことがよくあります。
なるべく待ってあげて、それでも出てこないときは助けてあげることは構いません。

「こうかなはてなマーク」というと「うん、そう。それでね。。。」と話を続けられるような形にしてあげてください。
子どもの言葉を取ってしまったら子どもはもう、話すことも嫌になってしまいます。

人の話を聞く姿勢はお母さんが良い手本を見せてあげることです。

自分の言いたいことを伝えることも大事ですが、相手の話を聞くことはもっと大事なことです。
自分の知らないことを知れば世界は広がります。
本で知識を蓄えることもありますが、生きた言葉こそ心に頭に入っていくものです。
謙虚な姿勢で相手の言葉に耳を傾けてみる。
知能を高めていく上で欠かせない要素です。
また、将来求められるコミュニケーション能力とは話すことよりまずは聞き上手になることだと考えます。