検査入院してから、1週間たってしまった。その間に娘の運動会があったのだか、行けずに残念だった。代わりに義兄さん夫婦が行ってくれて、写真やらビデオをたくさん撮ってきてくれたので後でゆっくり観ることができた。感謝、感謝。
夜中になぜか同室のおばあさんが童謡を歌い続けていた。トイレが部屋にないので
廊下の向こうまで行く。廊下に派手に血がしたたり落ちていた。おじいさんがボケて点滴を抜いたのか?ホラーかと思った。
とにかく検査結果がでないと退院できないのだか、この病院怖い..
ある朝、担当の先生が慌てて病室にやってきてこう言った。
「どうも、婦人科系のようですね。他の内臓は何もないとなると、残りは婦人科系しかない。今から後輩がいるのでS大学病院に行って下さい。」
卵巣も子宮も何回か看てもらってたのに。
そんなに見つけにくいものなのか?
とりあえず旦那が来てくれて、車でS大学病院へ。
「私、卵巣癌かもしれないなぁ。」
いろいろ携帯で調べた結果、消去法ででてきた病名だ。
「なんで?そんなことないよ。先生だって癌の可能性は低いって言ってたよ。」
「婦人科系以外にはないってことでしょ。
お腹が痛かったのも婦人科系なら納得だよ。」
大学病院に着くとショートカットのテキパキした感じの女の先生が明るく
「あ、どうぞ、どうぞ。こちらへ。」
といって部屋に招き入れてくれた。
なんだ女の先生でほっとした。ずいぶん軽い感じの喋り方で、
パソコンの画面をみながら説明してくれた。
「うん、そうね~。CTではあまり普通と変わらない。子宮も卵巣も腫れてない。卵巣の大きさは2センチ。
でもね、腫瘍マーカーが高い数値だから卵巣腫瘍の疑いがあるね。」
やっぱり、卵巣かぁ。
数日後、大学病院にまた行って説明を細かく受けた。
手術してみないと、はっきり分からないけど卵巣癌だと思うと言った。サラッと告知された。はぁ、そうですかと言うしかない。
普通は腹水がたまって、そのあと胸水がたまる。それで日常生活が出来なくて来る人がほとんどだけど、グーさんは変わってる人だなぁ。と言われた。
でも胸水のおかげで分かって、先生には早い方だといわれたのは少し安心材料になった。
と言っても、胸水がたまると4期の扱いになってしまう。肺に転移している可能性もあるらしい。
先生は卵巣癌は薬が良く効くから大丈夫。初めに抗がん剤やって小さくしてから手術して、そのあと残りの抗がん剤をやるって方法を上の人達にも提案してみようと思う。1回で手術やりきれなかったら2回ということもあるけど、頑張っていこう!
この先生とは長い付き合いになりそうだ。
年齢不詳のサバサバ女先生をこれからサバ
女医と呼ぶことにする。
その日私は、前の病院と比べると夜景きらめくシティホテルのようなS大学病院の8階に入院した。
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