・メモ

ニーチェ全集の第1巻を読んでみた。本書を読むきっかけは、数年前に葛西教授がニーチェは哲学以前は西洋古典の文献学の研究者だったという話(多分)を思い

 

[古典ギリシアの精神/¥2,090]

[フリードリッヒ・ニーチェ著、戸塚七郎他訳/筑摩書房(1994/5/9)]

[651p/978-4-480-08071-4]

[西洋古典学、プラトーン、古典ギリシア、宗教、ギリシア人の祭祀、プラトーン対話篇]

[ちくま学芸文庫、ニーチェ全集 1][図][050][kv 00][bb 03

 

 

 

 
 

・メモ

この類の書籍は以前から何冊も読んでいるのだが、研究職にある人が書いたものの方が、それ以外の職業の方(12ヶ国語を身につけた語学系YouTuberとか8ヶ国語が喋れる翻訳家等)のものより興味深いものが多い。ラテン語さんの場合も東京古典学舎の研究員なので、比較言語学的な語族ー祖語ー語派という構造が頭に入っているため、言語というものを客観視できていたのかなと思う。この本以外で言語学習に関して面白かったのは千野先生、ロンブ・カトー氏、種田輝豊氏などの本がある。あれ?でもカトー氏も種田氏も研究者ではないな。人間、あるレベル以上になるとなんでもできてしまうということだなw

 

ラテン語さんの著作は面白いものが多いので期待して読みましたが、期待通りの出来でした。ツールに関する情報、資格試験に関する情報がかなり充実していますw 次は彼のラテン語起源の英語彙集にチャレンジ予定ですw

 

ちなみにラテン語さんが紹介している9つの言語、ポーランド語、古典ギリシア語、ラテン語、中国語、英語、仏語、独語、西語、伊語のうち私が経験したことのない言語はポーランド語だ。逆にこのリストになくて私が手をつけたことのある言語は、ポルトガル語、ロシア語、中国語、朝鮮語(ハングル)、アラビア語、ルーマニア語、サンスクリット語だ。ただし、ポルトガル語、サンスクリット語以外は今後再度勉強する気はございません。ただ、リストには挙がっていないが、ラテン語さんがこれら以外にも手をつけた言語はきっとあると思うw

 

また彼は英検1級、仏検1級、TOEIC、通訳案内士(英語)を持っているが、私の場合、英検1級は持っているが仏検は2級留まり、TOEICは試験の最中寝てしまい930点、通訳案内士は未受験のままだ。ラテン語さんが如何に努力したかが身に沁みて分かります。

 

[ラテン語さんが教える外国語上達への学習法/¥1,650]

[ラテン語さん著/株式会社KADOKAWA(2025/4)]

[207p/978-4-04-607277-1]

[英、仏、独、西、伊、ポーランド、中、ラテン語、古典ギリシア語]

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[単行本][自初][035][kv 00][bb 04]