・メモ
この日たまたま修士の授業が5、6限まであり1セットには間に合わない予定だったが、オリエンテーションということもあり早めに終わったので、演奏開始に間に合うことができた。
ちょっと前に何度も彼女のライブを見ていたので、久しぶりだと思い後で確認してみたら最後に見てから6年も経っていた。いやはや。その間に私は職を変わり大学へ行きそして今や修士課程の大学院生だ。色々あったな。
ということで久しぶりの永武はん、どんなプレーを見せてくれるか本当に楽しみだ。演奏当初から彼女の技量の向上に驚かされた。バラード調の出だしだったが、ピアノの鳴りが非常にいい。音の広がりに驚かされる。更にハードなナンバーでの彼女の力強いキータッチに圧倒される。丁度私の席からは彼女の指が見えるのだが、そのタッチの強さ、醸し出される音量の凄さはスガタイローを彷彿させる感じだ。アドリブフレーズにもかなりの向上が見られ、とにかく驚きの連続だった。
吉良君は様々なグループにクレジットされていて活躍が著しいが、今回もいい演奏を体験させてくれた。以前のシャープな演奏に加え、手数の多さと力強さがプラスされ、かなり心地よいサウンドになった。
そしてベースの織原氏、安定した演奏とフレージングの多彩さ、そしてトリオの演奏の変化に常に目を配る視線、素晴らしい。時として音色とフレーズがジャコを彷彿とさせたが、先鋭的なベースを聴くとジャコに結びつけてしまうのは安直な発想だなと反省仕切りだったが、会場で配られたパンフを見ると織原氏、ジャコの研究本を著作として持っているそうなw なーんだやっぱりそうだったんだw
今回のトリオの演奏はジャズの演奏というよりはプログレッシブ・ロックの発展形のような高次元のサウンドを感じた。これは、菅原さんに誘われたら見に行かないとw
・メンバ
永武幹子 ピアノ
織原良次 ベース
吉良創太 ドラム
・サイト
https://twitter.com/mico_pachi?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
・演奏楽曲
- 第1セット
1.1 not even heaven knows
1.2 lucky you
1.3 てまりうた
1.4 ハートの8
- 第2セット
2.1 september blues
2.2 i'll send you good vibes
2.3 クローバーの2
- アンコール
panorama