・メモ
玄関を入ると階段が3階フロアまで続き、図書館全体の重厚な印象を形成している。入口の上の2階、3階部分は自習コーナになっており、free wi-fiや電源タップ、照明完備で自習をするのには非常に便利な環境だったと思う。4年次後半から使った外国語や美術、あるいは哲学の書架の近隣の座席も同様であり学生の生活の中核になっていると思う。外見は古いイメージを残しているが中は随分改築されていて、快適に感じる部分が多く古さを感じることは皆無と言っていい。
この図書館のある建造物正面から入れば総合図書館だが、側面、背面にも出入り口があり、そこからは図書館とは別の研究施設に入ることができるのだが、元々そういう構造にしていたのかは不明。図書館別館の地下は膨大な書籍格納領域があるので、図書館の蔵書をそちらに移した結果、空いたスペースを活用している可能性もある。ちょっと興味あり。
今の建物は昭和3年の設計で、以前のものは大正12年に関東大震災で火災となって失われたようです。
本郷の総合図書館、2020年、殆どの図書館、書店、そして研究室までもが閉鎖されてしまい、前期は授業に出るための参考書が圧倒的に不足し途方に暮れることが多かった。8月になって図書館が再開された時は、どんなに嬉しかったことかw
それから夏休みいっぱいは総合図書館を利用したのだが、1ヶ月の休館になったことを受け正門前の噴水の地下にある別館を主に利用していた。
春になると卒論を意識して再び総合図書館を利用するようになり、それに合わせて授業の予習、自主勉強も殆ど総合図書館を利用するようになった。出没先は主に3階の美術、語学のコーナーか、哲学のコーナーだったと思う。真面目な学生ではないので夕刻、夜遅くまでいることはなかったのだが、2年と短い学士入学生活ではあるが緊張感を失うことなく卒論も無事提出でき、卒業が目に入った。
それにしても3年次、毎週ラテン語と古典ギリシア語の課題をこなさなければならずこれが非常にしんどかった。春の授業開始時点で三十人を大きく越えていた受講者もどんどん減り、最終的には両講座とも十人未満となり、その分課題の負担も増え、相当追い込まれたことを思い出したw 専攻が西洋古典学なのでこれら2つの言語は落とす訳にはいかなかったので、1年で両講座の8単位が取れた時には本当に嬉しかった。だが、これによってラテン語、古典ギリシア語の文献が自在に読mjことが可能になったかと言うとこれが全然w