#0140:’22年1月7日(金)

(卒論鬼対応中)

●進捗

"homeric greek" 3/380

「標準ラテン文法 別冊単語集」3/27

「ラテン語練習問題集」 14/166

「ラテン文学を学ぶ人のために」1/332

「ハイデガー「存在と時間」入門」 32/298

「歴史(上)」150/519 巻1 172

 

「大森荘蔵著作集第十巻 音を視る、時を聴く」9/391

 

the greek particles 1/597

"illiad homer book 1” glossary 161/193

"illiad homer book 1” 1/193

「ラテン語を読む」1/363

「独習者のための楽しく学ぶラテン語」10/297

「古代ギリシャ語語彙集」 8/136

 

「イタリア語練習問題集」9/259

「中級ドイツ文法」 10/327

「古典ギリシア語入門」13/206

「エクスプレス古典ギリシア語」46/175

「独習者のための楽しく学ぶラテン語」1/295

「新・リュミエールフランス文法参考書」1/337

「音楽イタリア語入門」52/242

「Plaza Mayor 別冊「便利手帳」」4/28

「フランス語からスペイン語へ」83/189

「キックオフ!ブラジルポルトガル語」2/216

「ポルトガル語」 10/274

 

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1月7日(金)

朝イチ、ポルトガル語短編の2作目について、語彙を加えた。この他英語の参考文献にも語彙がついているのでそちらも参照することになる。かなりの負担だがやらないとw

 

そしてこれは卒業後に本格的に取り組む予定だが、the greek particlesを少しずつ読み始めた。1年でこの本一冊まるっと読み終えれば少しは古典ギリシア語の実力もアップするだろうw さらに雪で道が危険なため登校時間を少しずらした結果生まれた時間を利用して、ギリシャ語の語彙集に着手した。一つずつ丁寧に。

 

本郷に到着し、先に真砂図書館に1冊返却した後、大学図書館に4冊返却しこれで卒論に使用した書籍類は一旦全て返却した。キャンパスに入ると昨日の雪がずいぶん残っている。

午前中何を勉強したかまるで覚えてないw やはり卒論提出後の腑抜け感が抜けていない。

 

午後は文化交流特殊講義の最終講義。先生が運営に関わったポンペイ展が来週から開かれることもあり、そのポンペイ展の内容を詳しく教えていただいたが、イタリア側に振り回されることも多々あったようで苦労が偲ばれますw とりあえずこのポンペイ展、観に行くのが本当に楽しみだ。

 

授業終了後歩いて上野まで行きそのまま帰宅した。途中のお店でスペイン語を進め、試験範囲であるleccion 13の各leccionの対話部分の再チェックを終えた。明日は文法事項のチェックを終えよう。

 

 

1月6日(木)

3限のポルトガル語に備え、ポルトガル語翻訳を20行目まで済ませた。ここまでやっとけば十分だろう。あとは前置詞入れる課題20題、解答は与えられているので、翻訳の再チェックだな。

 

ということでやり終えたw とんでもなくミスが多い。ポルトガル語は学習歴が浅いので特に動詞変化が弱点だな。

 

2限は西洋史学、アテネ民主政の終焉部分。やはり明確なマイルストーンを定めることはできないようで、徐々にフェイドアウトしていったというのが実情のようだ。マケドニア関連の話は別の授業でやったので結構楽に聞くことができた。

 

3限はポルトガル語。文法の残件を片付けたあと、前置詞を入れたポルトガル語文の解釈をやった後、ポルトガル語の短編小説を三人分担して読んでいく。十分余裕を持って予習したつもりだったが、最後に当たったところで、「すみません、もう予習の予習のストックがなくなりました」と告白し、今回は終了。しかし、語学入門編のこの時期に短編小説まで読むって早くない?

 

その後、昨日閉まっていた哲学教室に雪の中を開いていると信じて本郷へw

あっ法文2号館に灯がw 今日は人が来ている。

ということで無事に卒論で使用した4冊を返却できましたw

雪がますます激しく降ってきたので早々と退散。

 

今日最後のお仕事、ポルトガル語の宿題、antonio lobo antunesの短編をノートに写した。めんどくさいけどこの作業は大切。

 

上記の写真群、本郷通りを北上している時、なんだか見たような風景だなと感じたが、気づいてみれば8年前の学士入学試験1次合格発表及び2次面接試験の日がこの日のような大雪だった。当時、それなりに準備を進めてきたが、全く出来た気がせず合格を完全に諦めていて、頭の中は如何に早く本郷の地を去るかと言うことだけだった。その結果正門から入り、法文2号館で不合格を確認したあ確認したあと、さっさと歩いて赤門から外へ出るというルートを決めてその通りに実行した訳だが、意外なことに合格者の名簿に自分の番号があることを発見し、すっかり気が動転し安田講堂前を雪の中を彷徨ったことがあった。そうかもう8年も前になるのか。いや懐かしいというか不思議な感覚だな。

 

1月5日(水)

朝イチ、今日は午後から大学に行って、文学部図書館と哲学研究室から借りた4冊を返却しに行く予定なので、午前中はテキパキと。

 

最初に昨日の夜印刷した年賀状にコメントを書き加えていく。なんとか終わったので、早速郵便ポストにぶち込んできた。よし!

 

一服した後、来週のスペイン語の試験の準備を進める。教科書のlectura(読み物)のlectura 8 - 10を覚えていない単語の意味を辞書で確認しながらノートに書き写す。試験範囲をカバーするまであと2lecturaだ。

 

午前中の残りの時間をポルトガル語の短編翻訳に充てる。これまでに10行分訳を作ったが、どうもよく分からんw

 

お昼ご飯は、ピッツア。事前に玉ねぎ、ニンジン、挽肉、茄子1本薄切りを炒めておいて、ピザに載せた。チーズを最初からかけておくと下に日が通りにくくなるので、途中でチーズを載せた。しめしめw

 

午後は借りた図書の返却第1弾で本郷へ。右から総合図書館、文3号館、法文2号館。この順で図書を返して行く。

と、今日の目玉、哲学研究室が開室してない!泣く泣く重い本を持って帰ることに。。。。

 

気落ちしててもしょうがないのでw 場所を変えて、スペイン語のlecturaのleccion 11,12を終わらせ、lecturaについては試験範囲を終えた。よし!そしてポルトガル語の訳も14行目まで進めた。よしよしw

 

晩御飯はハンバーグを作る予定だったが、挽肉が売り切れでお店の生ハンバーグを買って使うことにした。

しかしこの合成肉のハンバーグ、肉の旨味に乏しく、味の輪郭がぼやけた感じかな。そしてとにかく動物性の脂肪の量がすごい。あっという間に固まるので始末が悪い。やっぱりハンバーグは自分で作るにかぎるなw

 

明日も3限が終わったら哲学教室にチャレンジしてみよう。

 

1月4日(火)

卒論提出日。卒論はほぼ完成している。更に付け加えることはないかと「アリストテレスの時間論」の関連部分を読み込む。しかしこの著者は時間が運動変化に依存するということに疑問を呈していないので、記述内容について納得ができない部分が多かった。それでもアリストテレース、プラトーン、大森荘蔵氏の三者比較の表を訂正し、論文から差し替えた。一旦休憩。

 

次に「アリストテレスの時空論」を再チェック。運動に時間が優先するという主張を認めているところはいいが、時間なしに運動はあり得ないという主張があれば、そこから運動なしに時間はあり得ないという主張も意味していると言うところはあまり納得ができない。また時間のパラドックスについて、時間を運動にそのまま置き換えることができると書かれているが本当にそうだろうか? あっもうすぐ2限のスペイン語が始まるw

 

スペイン語は今日が最後の授業で、来週はテストだ。今回も教科書の作文を解いたり、チームを組んで休みに何をしたかを点過去で言ったりする練習と息の抜けない授業だった。無事終了。

 

お昼ご飯の後、郵便局へ行き指定通りレターパックででっち上げた卒論を大学へ送り、これで卒論から解放される。やれやれ。

 

その後横浜に行ってムーミンのコミック展を見る。だんだん体から力が抜けて今まで忘れていた疲労が肩にのしかかってくるのが感じられてきたので、遊びはほとんどやらず家に帰るw 写真はムーミン展の写真OKブース。ここではムーミン、スノークのお嬢さん(日本のアニメではのんのん)と写真が撮れる。

 

晩御飯は、既に作っておいたエビのトマトソースとタコのトマトソースを使い、シーフードミックスでシーフードパスタ。安定の味w

 

家の机の上もずいぶん整然としてきたw

 

その後いつものように意識を失うが、復活後女王様の力を借りて手付かずだった年賀状の印刷にとりかかる。あれこれあったがw 1時間ほどで印刷が終わる。明日の朝、一言コメントを作り終えたらすぐに投函してしまおうと思います。

 

1月3日(月)

朝から再び大森荘蔵氏の著作に取り組む。彼は過去、現在、未来という時間軸を認めながら、現在、とりわけ今現在に非常にこだわりを持って取り組んでいたことがよくわかる。8時前になって一旦休憩。随分多くの書籍が卒論の参考文献としての役目を終えた。ありがとう。

 

その後同じ作業をコツコツ進め、11時半過ぎに「時間と自我」、「時間と存在」を終えた。午前中はこれにて終了。あとは肝となる「時は流れず」を残すのみ。やっと終わりが見えてきた。

 

このあと15時くらいに大森荘蔵氏の「時は流れず」についてまとめ、その勢いで、大森荘蔵氏のまとめ、アリストテレースのまとめ、プラトーンのまとめ、最後に3者の比較表と後書きまで一気にやってしまった。よしこれで一応卒論が完成したw 明日の午後一、郵便局に行ってレターパックプラスで出してこよっとw

 

明日の朝、もう一度参考文献を見直したのち提出じゃw

 

と思ったが、論文の補強を考えてベルクソンの「時間観念の歴史」のプラトーンとアリストテレースの部分を読んでみたが、うーん、よくわからないな。その原因はプラトーンとアリストテレースの立ち位置が根本的に理解できてないせいだな。哲学は難しい。。

 

1月2日(日)

元旦2日目。今日も朝は寝坊気味。今日は大森荘蔵先生の業績に関する記述をまとめる予定だったが、昨日中断したアリストテレースの追加部分に対応することにする。アリストテレースでは当初8文章を検討の対象にしていたが、哲学講座の土屋先生の文章と対比させているうちに、論文の流れを考慮すると、足りない文章がでてきた。仕方がないので最終的に3つの文章を加えることにした。

 

ただ、文章を加えると言っても原文が古典ギリシア語なだけにその作業は容易ではないw 手順はこんな感じ。

 

哲学講座の土屋先生の記述で卒論に関係しそうな部分を識別する

リファレンスで原文の箇所を識別、もし既に論文に加えた部分なら、commentary部分等に追記、終了

もし論文で対応してない部分なら、古典ギリシア語の該当部分を特定し抜書き

commentaryとwebから英訳部分を特定し抜書き

アリストテレス全集から和訳部分を特定し抜書き

perseus、philologを使って古典ギリシア語文の、各単語の辞書的意味を調べ追記

辞書情報を元に自分なりの和訳を作成し追記

各訳などと哲学講座の記述などを抜書きし論文に反映

自分なりの解釈、評価を論文に記入

 

これを繰り返しやる。結構時間がかかるw 結局朝から初めて17時過ぎまでかかってしまった。アリストテレースについてはまとめを残すのみ!

 

今年に入ってからジョギングもしてないし、本も専門以外読んでないし、年賀状も書いてないし、ジャズ・ロック・クラシック喫茶/バーにも行っていない。4日中に提出したら弾けよう!

 

夜遅くなって、卒論のスタイルの統一を図る。フォントの大きさがバラバラだったので一律12ptとした。そして漢字、平仮名、カタカナはヒラギノ明朝ProNに、英字はTimes New Romanに統一した。ここまでやってしまえば一安心だ。ちなみに卒論のページ数は現在合計で42ページになった。あと数ページで完成だ。

 

1月1日(土)

朝イチ、昨日の中断を再開する。"Timaeus"の目次項目と、登場人物情報を卒論に書き加えここで一休み。今日の午前中に大森先生の紹介文と彼の時間に関する捉え方を書き込んでしまおう。

 

ということで大森荘蔵先生の略歴を調べ、更に時間についてどの文献のどの部分を参照したかを示すために著作集から目次部分を抜き出し、参照箇所を明示して卒論に書き加えた。これで現在のところ36ページまで達成w

 

昼食後、大森先生に関する記述は一旦置いておいて、ティマイオスに関して岩波の哲学講座の土屋先生のコメントと整合性をとることを考え記述内容を検討していく。その結果、今までノーマークだった部分に「時計の道具」という具体的な表現があることがわかり、これを検討の対象に加えることとする。原文の特定→英訳文の特定→原文の構文解析→commentary→考察と、この部分に対するワンセットを作った。

 

この後に、土屋先生の解説を詳しく読み、ティマイオスに関する最終コメントの内容が固まってきた。今日中で終わるかどうかはわからないが、同じことをアリストテレースの自然学についてもやってしまおう。それにしてもティマイオスはプラトーンがどんな思想に基づいて発言をしているかを理解してないと無意味な言葉を重ねることになってしまうことを痛感。