・メモ
1年ぶりにMJGで開かれたソンコ・マージュ氏のライブを堪能してきた。ソンコ・マージュ氏は80代後半の高齢でありながら未だに現役を続けるフォルクローレ奏者である。私が彼の名前を初めて聴いたのは多分80年代のNHKラジオだったと思う。それから随分年月は流れたが、未だ現役という事実が非常に嬉しい。
ソンコ・マージュ氏の声は特に美声という訳ではないが、力強い歌声はその奥底に人間の生きる悲しみを讃えているようで非常に印象深い。その声を確かなギターが下支えすることで唯一無二の音世界が構成され、非常に印象深いライブとなった。
またライブと共に(それ以上に?)魅力となったのは彼のトークだ。毎回楽しませ毎回楽しませてくれるが、今回も以前にも増して楽しませてくれたと思う。トークネタもコロナ禍、アルゼンチン軍事政権下のユパンキ、ハゲネタ、危ないネタ等、落研出身という彼のトークは楽しめた。自分自身の課題としては、次回ライブまでにもう少しスペイン語のレベルを上げておくことかな。そうすれば彼の歌詞のスペイン語に対する理解も深まると思う。
以上。
・ミュージシャン
ソンコ・マージュ ギター、ヴォーカル
・演奏楽曲(順不同、名称に間違いあり)
第1部
01 エストレリータ
02 ギターよ俺に答えてくれ
03 夜の祈り
04 ラタールデ
インターミッション
第2部
05 ?(instrumental)
06 ?(ロマン・ロラン由来)
07 眠れぬ夜(自作曲)
08 インディオの道
09 ツクマンの月
10 熟れたとうもろこしの踊り
11 ギジェルモおばさんに捧げる歌
アンコール
12 別れの歌
13 タバコの歌