#0103:4月16日(金)

 

4月10日(土)

「民主主義の源流」を読み始めた。古代期のギリシアの民主政の本質は一体どういったものなのかをこの本から汲み取れるか?また「アリストテレスの時間論」にも今日から手をつける予定。しかし敷居が高くいまだに手が出ない。まずは目次レベルからチャレンジしてみるかな。

 

そして火曜日の文化交流特殊講義の課題の伊語翻訳、とりあえず10行進めたが、意味が掴めない部分が多い。範囲の40行までいったら、ドイツ語とも照らし合わせて訳を完結させよう。道は遥かだ。

 

午後は場所を中目黒に移し、「はじめてのラテン語」を少し進める。店内でオーナーに久しぶりに会った。この後本郷へ移動。

 

本郷の古本屋でプラトーンの国家を買う。これは哲学演習のためだが果たしてどうなることやら。せっかく本郷に来たのでイタリア語の教科書を少し進める。

 

昔は三四郎と言えば三四郎池だったが今は三四郎といえば小宮だな。

 

その後は戸塚へ移動し、図書館で再度歴史(下)を借りる。今度こそ最後まで読み切ろうかな。大船についた後はイタリア語の続きを再開し、2課を終え流事ができた。イタリア語についてはぐずぐずしている余裕はないのでどんどん進めよう。

 

夜遅く、いつもの帳尻合わせでスペイン語"plaza mayor 1"を復習しleccion unoを終えた。今日はこれでおしまいw

 

4月11日(日)

朝イチは、ヘーロドトスの歴史(下)を少し読み進めた。あと300ページ弱になったが、周辺知識を少しずつ学んできたせいで理解度がちょっとだけ上がってきた。なんとか今回で読み終えてしまおう。

 

そしてイタリア語文献の和訳の残りに取り掛かる。10行余りだったがなんとか2時間弱で終える事ができた。単語は全部訳出したので一安心だが意味がどうも取れない部分が結構ある。提出分を作るには、ドイツ語原文とも比較しながら訳文を確定する必要があるな。これでドイツ語にも出番が来た訳だ。こうなったら徹底的に楽しもうw

 

と思っていたが、夜になってイタリア語訳の最終版を少しでも進めようと思い担当分の最初から始めたが、意味がよくわからない(^_^;) 何度読んでも意味が取れない。それではとドイツ語原文にあたろうとするが対応している部分がどこなのかさっぱりわからない。。いや困った。明日1日で提出レベルの訳文は提出できるのだろうか?

 

4月12日(月)

朝イチ、課題提出のためにさっくりとドイツ語の復習を1時間ほど行う。すっかり忘れているのでかなりしんどい。語学の学習でこれほど疲れたことは記憶にない。うーん課題は終わらせて提出できるんだろうか。

 

そして明日の文化交流の資料作成に入った。最初はイタリア語を見てわからないところはドイツ語を見ながら訳を作成していたが時間がいくらあっても足りないので基本的にイタリア語を訳していった。23行まで訳したところで一旦休憩。かなり疲れる。

 

昼食後、残り20行弱なら学校の図書館でやってしまおうと思いたち電車に乗った。2時前に図書館別館に着き、そこから訳文作成にかかる。あれこれ四苦八苦した末、16時過ぎになんとか終わる。この文献、ぼんやりと主題がフォロロマーノでポンペイが時として参照されると思っていたが、この文献のテーマがポンペイであることに訳しながら気がついた。ボンクラであるw

 

赤門。今日は学部と大学院の入学式があったので記念撮影している人たち多し。学士入学には入学式ってないんだよな。

補足)学士入学にも入学式っぽいのがあるらしいですw

 

往復の電車の中ではヘーロドトスの歴史(下)と民主主義の源流を読み進めたがアテネの民主政の、時としての厳しい対応に驚かされる。

 

4月13日(火)

朝イチで本日2限のスペイン語の予習をし、leccion 2を終えた。夏休み前までこの調子で進め、夏休みで残りを仕上げてこの本を終わらせよう。

 

一息ついた後、5限文化交流演習の伊文和訳の補足作業として独文原文にあたってみた。2時間ほどかけて読んでみたが、直訳で理解可能な部分、意味の取り方が難しい部分などさまざまだった。今はまだ辞書を引いて単語レベルで意味を探るレベルかな。この文化交流演習では独文、異聞の両方を扱うのでドイツ語の勉強の機会と捉えよう。

 

2限はスペイン語、前回より少し参加人数が増えたように思う。授業としてはまだ入口、単語と村発音が中心なのでまだ余裕を持って受講することができる。きちんと予習して確実に乗り切ろう。

 

3限は美術史特殊講義=西洋金現代美術の諸相だ。今回は美術評論家のはグリーンバーグが主張していた絵画の2次元性についての話だった。当初タイトルからはピンとくるものはなかったが、ブラックの作品の中で唐突に提示される文字列がまさに絵画中の他の要素を無力化し2次的構造体として心に迫る様子が体験できたことは驚きだった。

 

5限までは時間があったので、plaza mayorを1課分進めようとするが時間切れで叶わず。

 

5限はポンペイの建築物に関する文献をドイツ語、そのイタリア語訳で読む授業だ。私は三番目の担当だったので今回は回ってこなかったが訳自体は提出している。今回の授業を聴いていると自分の訳がドイツ語にしてもイタリア語にしても十分でないことを痛感させられた。つぎは私の分担からなのでもう1回訳をしっかり見直そう。

 

夜になってやり残したスペイン語をキリのいいところまで進めleccion 3が終わった。少し余裕ができたw

 

4月14日(水) 

今日は5限しか授業がないので、それまでの時間、思い切って読みかけの書籍るいを片付けることにした。まず「民主主義の源流」に取り掛かり、10次過ぎに読み終えた。そして懸案のヘーロドトスの「歴史(下)」に取り掛かった。あと200ページ弱、今日中に読み切れるかな?

 

午後、歴史(下)をずっと読みすすめ、15時過ぎにやっと読み終えた。歴史は時系列的に書かれた部分と、文化人類学的な観点で書かれた部分が混在しているため読むのにかなり苦労した。もう一度読む必要があるな

 

5限、哲学演習、今回はプラトーンのポリテイアを読んでいく。第1回目の今回はガイダンスでどの写本を使って読むのかの説明があった。哲学も活動の80%くらいは古典文献学的な活動が中心になるという。どの写本を使うかは大きな問題だからな。ハイブリッド授業なので、来週は教室に行って受講してみるかな。

 

4月15日(木)テキスt

朝イチ、ポルトガル語の予習、教材として提示されているテキストを進めていった。今はbe動詞の部分だ。数時間かけて今回のうしたが、テキストと音声が合わない。はて?

 

2限は西洋史学特殊講義。アテネの民主政について学ぶ。前にも書いたように単なる政治機構ではなく生活に密着したレベルの民主政だ。当然現代の常識からはかけ離れた部分も多い。講師がどう料理してくれるか本当に楽しみだ。今回はアテネ民主政に関するFAQも説明してもらった。成程。

 

3限はポルトガル語。ポルトガル語は学習経験はなかったが、スペイン語やイタリア語からの類推が効くので気がすごく楽だ。今回も早めに予習を進めて余裕を持って乗り切りたい。

 

授業が終わった後はロッカーの鍵を受け取るため、本郷の文3号館へ

去年は4年性が7人もいたのでロッカー数が足りなくなった模様w そのうち6人が吐けたのでやっと自分のロッカーが持てるようになった。まぁロッカー自体は大きくないので何を入れるかという話もある。

 

こちらは哲学研究室。必要な文献を探しに行くかな。

ハイブリッド授業は法文1号館のこの教室を使って実施するので来週はここに行ってるかもw

 

その後大学前の古本屋で歴史上中下巻を買いに行くが残念ながら売ってなかった。お茶の水で仕入れるかな。

 

4月16日(金)

朝、目覚めると6時過ぎ、通常は4時ごろ、ヘタすると2時過ぎからおきているので出遅れ感ありありw とりあえずアリストパネスのranaeをダウンロードにかかるが、なんとリンクの期限切れ!ぐずぐずしてたのでこんな目にw 慌てて講師の方に再度依頼、無事ダウンロードする事ができた。

 

この後今回の範囲をノートに写していったが、写しているだけなのに意味がわかるところがいくつか出てきた。1年前は講義の最中にどこをやっているのかわからないことが多々あった。それに比べると大きな進歩だな。今期は話を聞きながらapparatus criticsにも目を通せそうな感じだ。よしよしw

 

そして2限が始まった。去年と同じアリストパネスのranaeだ。韻律が碧サメとロスだけではないので、ちょっと厄介だし、さまざまな知識が要求されるので大変だが、なんとかなるだろう。

 

3限はルキアーノスの「本当の話」。著者はラテンの世界の人で、学習した古典ギリシア語で物語を書いた。我々と同じ立場の人なのでちょっと読むのが楽しみだ。なお話はSFだというw Yさんの授業は初めて取るが、分担を決める際にいの一番に手を挙げた。とりあえず和訳を入手してから翻訳に取り掛かろう。

 

4限は死生論に関する講義。一般的な死生論についていると思いきや哲学の先生が正に哲学の観点から、生そして死を議論していくようだ。これはなかなか厄介だぞw

 

成果?

"homeric greek" 3/380

"illiad homer book1" 44/192

「標準ラテン文法 別冊単語集」3/27

「ラテン語練習問題集」 14/166

「ラテン語を読む」85/331

「フランス語・イタリア語・スペイン語が【同時に】学べる本」35/255

「はじめてのラテン語」121/284

「ラテン文学を学ぶ人のために」3/332

「ラテン語ギリシア語を同時に学ぶ」33/196

"italiano... in partenza"  22/83

"plaza mayor I" 14/78

「ポルトガル文法」 14/66

 

「イーリアス日記」80/443

「アリストテレスの時間論」1/324

「新岩波講座 哲学7 トポス 空間 時間」1/330

「書簡詩」83/83 読了

「歴史 下」364/364 読了

「民主主義の源流」270/270 読了

 

「イタリア語のスタート 文法と練習」16/82

「イタリア語練習問題集」14/259

「中級ドイツ文法」 10/327

「古典ギリシア語入門」13/206

「エクスプレス古典ギリシア語」46/175

「独習者のための楽しく学ぶラテン語」38/295

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