・メモ
へーロドトスの歴史の下巻を読み終わった。下巻ではマラトンの戦いでギリシア軍に敗れたペルシャのダレイオスが、再度ギリシア(=アテネ)制覇を目論んだが、志途中でなくなり、それを引き継いだクセルクルスによる大量のペルシャ軍とギリシア連合軍との間で行われた、ペルシャ戦争を扱っている。
結局ペルシャは敗北し、ギリシアはエーゲ海中心地域の覇権を握る。しかしこの後同じギリシア系のマケドニアが台頭してくることになる。
本書ではクセルクルス撤退後、ギリシャに残って戦いを続行したペルシャの将軍、マルドニオスの話がリアリティがあっておもしろかった。
ヘーロドトスの歴史は再度ゆっくりと読んでみないといけないな。次回は図書館ではなく自分で買って手元に買って読んでみようw
[歴史(下)/¥1,386]
[ヘロドトス著、松平千秋訳/岩波書店(1972/2/16)]
[447p/4-00-334053-1]
[ペルシャ戦争、ペルシャ、ダレイオス、クセルクセス、マケドニア、パウサニアス、マルドニオス、マラトンの戦い、サラミス海戦]
[岩波文庫 青-405-2][ 再図][060]