#0104:4月23日(金)
4月17日(土)
今日は午前中に大宮に用事があるため、朝の時間を使って「〜を同時に学ぶ」を集中的に進めた。2時間半ほどかけてやっと第5課が終了した。名詞の部分だったので初出単語は非常に多く、それを書き取るのに時間を取られ非常に疲れた。いつになったら古典ギリシア語とラテン語は楽に使いこなせるようになるのかなぁw
今気がついたら、この西洋古典適当日記、コピーして書いたはずが上書きしてしまった。あぁ。
昼間の間は外出し復路の途中で下車し、「はじめてのラテン語」を黙々と進め3章が終了した。次の第4章は無変化の品詞と代名詞を扱う。間をおかずさくさくと進めてしまおう。
17時から19時は日仏ギリシア・ローマ学会のzoomミーティングに参加。ずいぶんフランス語とは空白が続いてしまったので厳しいところだが、自分の現状の実力を突きつけられる意味でも頑張って参加したですw で、参加してみたが、今日のテーマが哲学と詩と葡萄の樹という大変興味深いものだったが、哲学の存在論が出てきた段階でちょっとお手上げになってしまった。ちょっとフランス語も議論についていけるだけのレベルにしないといけないなw
夜遅く、"italiano in partenza"の予習を始め、第3課を終えた。授業は月曜5限なのであと1課進める事ができるかな。
4月18日(日)
昨日大学からメールが来て、令和2年の学士入学者に対しての入学のお祝い祭典を安田講堂でやってくれるらしい。元来こういうものには興味がなくあまり出席したこともないが、「あの」安田講堂に入れるとなると話が違うぞ。これは行かないとw
朝の時間を利用して久しぶりに"illiad homer book 1"に取り組む。予言者によって災禍の原因が語られる直前の部分。わずか数行なのに内容をある程度理解するのに2時間弱かかってしまった。もう少しスピードを上げていかないといけないな。それとこの作業は基本的に毎日やりたい。できてないけどw
この後、こちらも少し時間が空いてしまったスキーピオーの夢を1ブロックだけ進めた。それほど長くないセンテンスだったが、単語ごとの意味を捉え、それを再構築して訳文を見直すと、1年前よりは明らかに、半年前よりは少しだけ理解が深まった気がする。気のせいかもしれないけどw
昼食後、ジョギングに行ってきてから、まず「はじめてのラテン語」の続きを開始し、4章を少しだけ進めた。続いて「スキーピオーの夢」を再開し結局13課を終わらせた。少しペースが掴めてきたかなw だが先はまだ長いw
結局火曜5限のイタリア語文献の翻訳は実施できず(^_^;)
4月19日(月)
今日は2限からなので、その前の時間はずっと文化交流演習で担当を割り振られたポンペイの建築に関するイタリア語文献の翻訳の見直しをしているが、一応全体の見直しをしたものの明らかにおかしい訳が散見し満足のいく出来にはほど通い。これはイタリア語文献の元のドイツ語文献にも再度あたる必要があるな。うーん、ラテン語と古典ギリシア語で手一杯なところにイタリア語とドイツ語の試練が加わるw まぁそれ以外にもスペイン語とポルトガル語にも手を出しているので懲りない奴と言えようw
2限は哲学概論I。後期に単位を(ぎりぎり)取った哲学概論IIと同じ講師の授業だが、今回の授業で中間レポートのテーマも与えられたので早めに対象書籍を入手しレポートを仕上げてしまおう。哲学とは縁がなかったつもりなのだが、いろんな面で繋がりを持たざるを得ず、逃げられなくなってきたかなw
昼ごはんを食べた後、3限は哲学史の授業。事前にあまりチェックせず受講を決めたため、どのあたりの時代なのか知らなかった。講師の説明によれば、ソークラテース時代以前の頃を扱うという。具体的には万物は流れるという、あのヘラクレイトスだ。どんな授業になるのかちょっと想像もつかないが楽しみにしよう。
4限は、ホラーティウスのエポーディだ。ホラーティウスは1年間へキサメトロスで泣かされたが、エポーディは各エピソード毎にリズムも異なるようでこれは大変だ。とりあえず来週当たらなくてよかったw
5限はイタリア語、今回から本格的な授業に入る。今回は単語、定冠詞、不定冠詞、という基本中の基本だ。最初は分かりきっているからと気を抜いてしまいそうだからきちんと予習復習していこう。
あとは明日の文化交流演習の課題提出だが、今日修正した版を提出するか不難な部分をドイツ語文献にあたってみるか、それが問題だw
最後のあがきで再度訳文を見直し、意味がよくわからない部分についてドイツ語文献を再度見直すが、満足のいく解を得る事ができない。23時を過ぎてこの状態で提出した。敗北感は痛感するがこれが今の実力だ。。
4月20日(火)
朝イチ、今日は2限のスペイン語からだ。すでに本日の予習は終わっているが、少しでも先に進めておきたいので黙々とplaza mayor 1を進め、leccion 4を終えた。順調だw
その後イタリア語を開始し、lezione 4を2/3ほど終えたところで、小休止し図書館へ行ってギリシア語購読の参考資料をゲットしてきた。
2限はスペイン語、まだ名詞および冠詞の話が中心なので余裕を持ってついていける。ただ、前回課題の答え合わせをしたが、これが結構ミスしている(^_^;)もう少し注意してやらないとな。その後ser動詞の説明があり、課題も出たが、すでにやってあったので昼休みのうちに提出してしまった。よしよしw
3限は美術史、興味のあるテーマなのだが、講師との相性が悪いのか授業内容がほとんど頭の中に入ってこない。気がついてみると意識を失っていることが何度もある。過去の授業の講義資料はサーバー上に上がっているので復習してみるかな。それで理解できないようならこの授業はパスかな(^_^;)
5限まで時間があったので朝の続きのイタリア語"italiano...in partenza"を進め、lezione 4を終えた。この教科書、なかなか難しい、というか文法事項を漏らさず網羅的にまとめているのできちんと押さえていかないと簡単に落ちこぼれるな。。後少し時間が余ったので5限の担当範囲のイタリア語を二度ほど朗読してみた。訳が相当酷いのでせめてちゃんと読まないとw
5限は、ポンペイの美術及び建築を外国文献の講座で、ドイツ語原文か、そのイタリア語訳を読むことになる。関連英語文献を読む手もあったが、私はイタリア語翻訳を選択した。考えてみたら2行を超えるイタリア語の文章を訳した事がなかったw いやそのレベルで40行の訳を担当するとは無謀な親父であるw で分担部分はポンペイの地図や壁の作り方などの知識がないと訳せない部分がいくつかある。当然その部分は講師の方にお願いをすることになる。結局40行訳すのに1時間強かかってしまった。次の分担時には半分の時間で担当分野をこなせるようにしよう。今日は本当に疲れ果てた(^_^;)
夜遅く、とりあえず金曜当たっている本当の話のテキストをノートに書き込んだ。はじめの一歩w
4月21日(水)
朝イチ、今日は色々やりたい事があるが、まずは「スキーピオーの夢」に取り掛かる。長時間やると集中力がもたないので1回でやるのは1センテンスだけだ。こうすると無理なく続けられるからね。ということで98ページまで進める事ができた。その後、「〜を同時に学ぶ」を続行し、第6課を終えた。全30課かぁ先は長いw その後「はじめてのラテン語」を少しだけ進めた。さてそれではそろそろ東京方面に行きますかw
某所に落ち着き、ノートに写したルキアノスの「本当の話」の冒頭部分の担当範囲で単語毎に訳語を割り当てていく。意味は大体わかってきたからあとはきちんとした訳文を木曜中に仕上げればいいかな。場所を変えて今度はプラトーンのポリテイアの今日進みそうな部分をノートに書き写し、例によって各単語に訳語を割り当てていく。本当は今日の5限はオンサイトで参加予定だったがどうも自信がないのでw 同じ建物の別の部屋からこっそり参加する予定w
5限はこちらの教室で受講予定
5限、哲学演習。本郷に来て授業をやっている建物内にいるのだが、予習が十分でないので近くのオンライン参加可能の教室からこっそり参加w しかし何度もzoomが途切れ、その度毎に再接続するが、毎回どの行の話をしているのか見失い、和訳と原文を付き合わせて今読んでいるところを必死に探す、そんなことの繰り返しw
来週からは担当者をその場で決めて訳を担当させるという形で授業を行うそうだ。これだと担当できるチャンスがあるなと一安心。プラトーンのポリテイアはポリスにはポリスを率いる守護者が必要であり、その守護者にはそれに相応しいものが、教育を受けてなるのがふさわしいという趣旨の内容が記述されているとのことだ。大学に入らなければまず読むことのなかった作品だ。この際楽しんでしまおうw
4月22日(木)
だんだん授業が始まること、およびその準備としての著作の読書、予習としての翻訳の作成が増えてきて非常に忙しくなってきた。そして同時に卒論の準備もしなければならない。こういう状況では手をつけた本を早めに片付けておいた方が良いので、金曜2限の"ranae"を読んでしまうことにしたが、注釈も含めて読んでいるとなかなか読み進められない。半分ほど読んだところで力が尽きたw
2限が始まるまでまだ時間があったので、ポルトガル語の予習を進めテキストの最初の部分に取り掛かった。3ページほど進めたところで時間となりましたので中断.
2限は西洋哲学史。ギリシアの民主政に焦点を当てた講座だ。今回はこの領域における文献およびその著者である研究者に対する説明があった。ギリシアの民主政、特にアテナイの民主政は、1)直接民主政、2)末期は衆愚政という固定的なイメージがあるが最近の研究ではこのイメージが崩されつつあるという。講師がどんな話をしてくれるのか今後が楽しみだ。
3限はポルトガル語。これで3回目だが今回も母音、子音の発音の説明が続いた。確かにポルトガルとブラジルでは発音が異なる部分があるので通常の言語よりも発音についての説明が多くなるのは仕方のないことかもしれない。ただ、ファドやボッサノーバで分かるようにポルトガル語の発音には魅力が一杯だ。うまくいけば、あの発音が自分のものになる。負けないぞw 授業の後、ジョギングにいく予定を変更し、テキストを進めた。丁度テキストから文章と単語を裏紙1枚分書き留めたとろで終りにした。本当はこんなことやってる場合じゃないんだけどねw
その後古本屋を探していたところbook offがあることに気づき葡和辞典を購入、というのもポルトガル和辞典を持っておらず必要になってきたのでやむを得ず購入。家に帰って調べてみると編集者の一人は今受けているポルトガル語の授業の講師の方であったw
さてこのままだと古典ギリシア語の「本当の話」の訳文作成が明日になってしまうので20時過ぎに重い腰を上げ取り組み始めた。結局23時を過ぎてやっと完成した。色々至らない点はあるが、まあ明日の授業は乗り切れるだろうと思うw
4月23日(金)
どんどん時間がなくなっていく中、アリストパネースの蛙を読み終えた。これは想像以上に難解な作品だ。去年はこの作品が難解であることにさえ気づくことが出来なかった。ちょっとだけ進歩だけど道は遥かw
2限まで時間があるので「はじめてのラテン語」を少しだけ進めた。それと3限の「本当の話」のテキストのurlがわからなかったので講師の方に教えていただいたが、実はすでにブックマークに登録されていたw
2限はアリストファネスのranae、この文献は非常に難しいのでしばらく様子見であります。今回の範囲はM1の方達が担当されたが、これを自分が当たった場合を想定して見る。訳についてはそれなりものを提供することができよう。ただ講師からの質問、特に韻律に関するものは自分で答えを見出せていないものが多く、結構焦りに繋がる。ただ1年前の自分と比較した場合、ただ漫然と話を聞いていた自分と比べれば、原文を追うことができるし発表者に対する質問の(講師の)答えは何とか理解できるレベルに到達したと言える。さらに理解を深めるには幾つか具体的にアクションを起こす必要があると感じる。さてどうしようかw
3限はルキニウスの本当にあった話。この講座は参加者が二十人弱で非常に多い。訳文の分担範囲も数行なのでたとえ担当が当たったとしても余裕で対応できそうだ。事実今回は最初に当たったが、無事対応することができ質問にも答えることができた。ただ私の担当した範囲は冒頭部分で優しい部分なので今回の出来で喜んではいられない。今後参加のレベルを上げるには、こちらも行動を起こす必要があるな。具体的なやり方は秘密w
4限は死生学。どうもこの授業、迷走している感がある。この授業の着地点がよく見えない。講師自身が死生学をやりたいのか哲学で生を考えたいのかさっぱり分からないw
成果?
"homeric greek" 3/380
"illiad homer book1" 46/192
「標準ラテン文法 別冊単語集」3/27
「ラテン語練習問題集」 14/166
「ラテン語を読む」98/331
「フランス語・イタリア語・スペイン語が【同時に】学べる本」35/255
「はじめてのラテン語」151/284
「ラテン文学を学ぶ人のために」3/332
「ラテン語ギリシア語を同時に学ぶ」46/196
"italiano... in partenza" 34/83
"plaza mayor I" 18/78
「ポルトガル文法」 21/66
「イーリアス日記」80/443
「アリストテレスの時間論」4/324
「新岩波講座 哲学7 トポス 空間 時間」1/330
「国家(上)」 3/509
「世界哲学史I」11/292
「アテネ民主政 命をかけた八人の政治家」14/263
「書簡詩」83/83 読了
「蛙」156/156 読了
「イタリア語のスタート 文法と練習」16/82
「イタリア語練習問題集」14/259
「中級ドイツ文法」 10/327
「古典ギリシア語入門」13/206
「エクスプレス古典ギリシア語」46/175
「独習者のための楽しく学ぶラテン語」38/295
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