・メモ

この書籍を購入したのは10年以上も前のことだ。当時は、この1冊を読めばラテン語も古典ギリシア語も習得できるのではないかと思い購入した訳だが、そんな甘い話は当然なくてw 結局得られた情報は古典ギリシア語にはアオリストという単純に過去に起きた事象を記述する時制があるということだけだった。

 

そして今回、ラテン語と古典ギリシア語の文法を曲なりにも終えたので再読してみることにした。なるほど別々に学んでいた時と比べれば両者の共通点そして差異が明示されているので非常に分かりやすい。ただ、まだ十分に本書を理解したとは言い難い。特に古典ギリシア語部分がローマ文字で書かれているのでこれが邪魔してちょっと読み辛くなった。これは時期を見て再読する必要があると思う。当初予定していた読了後に某所へ寄付するという目論見はしばし延期だな。

 

[ラテン語とギリシア語/¥2,640]

[風間喜代三著/三省堂(1998/3/20)]

[214p/4-385-35833-8]

[韻律、接続法、中動相、発音、単語、形態、統語、ギリシア語、ラテン語、両数、双数、アクセント]

[単行本][初][053]