・メモ
西洋哲学専攻となって新たに手をつけたり、再読することの増えた古典ギリシアの世界。その中でもホメーロスの二作品は避けては通れぬ名作であるが、本書では達人阿刀田氏がイーリアス、オデュッセイアの二作品を優しい言葉で読みやすい物語として提供してくれる。かなりすぐれた入門編に仕上がっており、本編を何度も読んだ私にとっても気付かされる点が多く非常に楽しめる仕上がりになっている。アエネーイスもこういった本ないかなぁw
[ホメロスを楽しむために/¥607]
[阿刀田高著/新潮社(2000/11/1)]
[368p/4-10-125524-5]
[ホメーロス、イーリアス、オデッセイウス、アキレウス、ヘクトール、パトロークロス、カリプソー、キルケ、アエネーアス、ゼウス、ヘラ、ポセイドン、アポローン、パリス]
[新潮文庫 あ-7-24][再][032]