・メモ

哲学概論のレポート作成に際して、とんとアイデアが出ず、藁をも縋る気持ちで手に取った書籍。実際のところレポートでは知性と理性についての問題をテーマにしているが、本書は知性についてのみ記述し、このテーマに沿ってギリシア・ローマ世界からイスラム世界に至る議論を俯瞰し、更に特にアヴェロエスの治世単一説の論破にページを割いているので、直接参考にはならないが、哲学書ではどんな言葉を用いるのかという点で非常に参考にな参考になった。あぁ時間がない!

 

[アリストテレス知性論の系譜 ギリシア・ローマ、イスラーム世界から西欧へ/¥1,980]

[小林剛著/梓出版社(2014/3/15)][235p/978-4-480-68386-1]

[アリストテレース、アレクサンドロス、テミスティオス、ファラーラービー、アヴィセンナ、アヴェロエス、アルベルトゥス、マグヌス]

[単行本][初図][0022]