#0081:11月27日(金)
11月21日(土)
今日は一旦ギリシャ語の勉強はやめて、哲学概論 IIの中間レポートの提出に全力をあげる事にした。レポートのテーマとして定めたのはニーチェの「ツァラトゥストラ」だ。ただこの文書自体全部読めていない。まずは読了に集中する。既に文庫本の下巻を読み始めていて、あと100ページ強位を残すまでになっている。ただ、文章のスタイルが特殊で読みにくいためすらすらと読んでいくことが中々できない。しょうがないので4ページごとに区切りがあることを利用して、その区切りごとに読んで、休憩、そして次を読むということを繰り返して行き、なんとかお昼までに読み終わることができた。
午後からは、レポートを書くための準備にかかった。とりあえず参考資料として入手していた「よくわかる哲学・思想」、「西洋哲学小辞典」についてニーチェ、特にツァラトゥストラに関する部分を熟読しツァラトゥストラを読んで得た知識を補い、全体のイメージを明確化した。ここまでで脳はかなり疲労し(^_^;)、ちょっと時間を開けることにした。
夕方ジョギングをこなしたが、ここで体力の大半を消化してしまい、残念ながらレポートの着手にかかれず。
21時過ぎになってやっとリポートに取り掛かる。レポートについては単なる感想ではダメで自分なりの分析をすべしとの制約があった。自分の意見をまとめることは苦手ではないので、いろいろ考えてみる。
結局のところ、永劫回帰の意味と意義を考え、そこを克服するためのキーとなるのが力への意志と言えるといった趣旨の主張を中心としたレポートをまとめあげ提出した。レポートの提出は何度やっても緊張するなw
11月22日(日)
そろそろオデュッセイアの担当分の翻訳をまとめないといけない。少し緊張したがcommentaryを参照しつつ原文を単語ごとに辞書を引きながら訳文を作っていった。15時までで29行中6行の訳を作り上げたが、かなり疲れw 一休み。
ジョギングをし、夕食を食べた後、作業を再開した。しかしそれほど進むこともできず8行目まで訳して本日の作業は終了、明日はもう少し頑張ってオデュッセイアを終わらそうw
11月23日(月)
少し時間に余裕があるが、今日中にオデュッセイアの訳文を完成させてしまおう。昨日の続きからだが、早朝はそれほど進めることができず10行目まで終えて、あとは本郷に行ってからやることにした。
9時前に本郷に到着、今回は(も?)大学の図書館には行かず、そのまま真砂の区立図書館に行き続きを始めた。ただ、10行目までと違い、28行分、単語ごとに訳文を確認して行った。こうすることで大まかな訳文のイメージが掴めて来た。11時過ぎに作業が終わったので図書館からは退散し別の場所へ。
そのままオデュッセイアを放置し、ジョギングに行ったりご飯を食べたりしていたが、21時を過ぎてなんとかやる気にを奮い起こし、訳文の作成にかかった。話としてはオデュッセイアの一つの山場であり、非常に面白いのだが訳文を構成するのに色々と苦労して中々進まない。仕方がないので割り切るところは割り切って作業を進め、なんとか2時間で訳文を完成させ教授に提出した。やれやれ。明日は朝からラテン語初級の提出課題の続きをやろう。ギリシャ語の分担があると水曜日はとりわけ大変になるなw
11月24日(火)
今日はラテン語初級の課題を完成させ提出することを目標にしよう。と言うことであまり進まなかったが和訳を2題片付けて学校へ。
総合図書館別館で続きを行う。3題片付け10問中五つを片付けたところで場所を真砂図書館に変えて続きをやろうと思ったがなんと本日は休館!慌てて大学に戻り、総合図書館の本体側に行き、残りの5題をなんとかこなし図書館を離脱。
中目黒に場所を移し、作文5題を1時間弱で上げ、調子が悪いこともあり自宅に戻るため大船まで移動するが、女王様がオンラインで会議中のため駅内のお店で待機、その時間を利用してアリストテレースの詩学の翻訳を少しだけ進め、会議が終わったこともあり家に帰る。
帰宅後ラテン語初級を見直し全15題を完成したことを見届けて、学校のサーバにあげて課題提出完了!少し余裕ができたのでアリスとテレースの原文をもう一度見直して一旦終了。
11月25日(水)
朝からオデュッセイアの担当分についてヘクサメトロスの文節に区切る作業を行うことにした。毎回苦戦する作業だが、流石に慣れて来たせいか、1時間半程度で終わらせることができた。2、3疑問点が残るが初めての回では担当分を最後まで読めなかったことを思えば大きな進歩だw この調子で少しずつ慣れていこう。
と言うことで2限はオデュッセイアの輪講、今回は最初の担当者が私なのでできる限り準備して臨む。ヘクサメトロスの長短も上記のように調べ上げた後に授業に臨んだ。ただ朗読となると若干心許ない。もう少し滑らかに謳えるようになりたい。訳の方は英訳、和訳があるのでなんとか形にはなったが、一文が長くなると文の構造がうまく捉えられないことが多い。この辺りは経験値を上げていくしかないな。
3限はラテン語初級、前回から接続法になったこともあり課題もグンと難しくなる。課題の解答は申告制だが、黙っていてもラテン語は上手くならないので無理を承知でw 2問担当した。答えた2問は問題なかったがそれ以外の問題で勘違いが目立つ。非現実や願望を表すとき接続法では時制がずれると言うのをまだ上手く扱えてない。ここも経験だな。それにしても来週の課題はちゃんと解けるんだろうか??
4限は美学史、前半は英訳、後半はアリストテレースの原文を頑張って読んでいく。今回は古典ギリシア語の音楽の話が聞けて大変有意義だった。後半のギリシア語ではギリシア語履修者2名以外の一人が読みの担当をしてくれた。これはありがたい。が、その後の訳では、適当にやっていたつけがきてしまい、主語を見失ってしまい変な訳になってしまった。次回からはもう少しきちんと予習をしてこよう。
11月26日(木)
ホラーティウスの準備に着手。まずは参考資料に挙げられていた中山先生の資料と、同じく中山先生の標準ラテン文法で、ヘキサメトロスの項を再度確認してみた。以前読んだ時には要領を得なかったが今読んでみると結構理解できる部分が増えていることがわかった。ちょっとだけ実力がアップしたかなw その後今回の分担範囲部分の和訳をチェックしてみる。前回の自分の身の上を語る部分とは大きく異なり、墓場に立つかかしが侵入してきた女性たちを退散させるという寓話のような話だ。このホラーティウスの風刺詩、各章ごとの振れ幅が極端で驚かされることが多い。
その後、ヘクサメトロスに関するオデュッセイアの参考資料も再読してみたが、例外の記述が多く途中で断念し、時期を改めて再読することにしようと思う。
午後遅くなってホラーティウスのcommentaryに着手する。今回の範囲は猥雑な暗喩が随所に折り込まれていることがわかり溜息をつく。しかしこの辺りで力つき、本日はこれで打ち止め、明日のうちにcommentaryは終えてしまおう。
11月27日(金)
金曜日。今回はありがたいことにギリシア語入門の授業がない。ということで少し余裕のある金曜の朝だ。余裕がある次手に逸身先生のギリシャ・ラテン文学で、やはりヘクサメトロス説明部分を読んでみた。これにより随分理解が深まってきた感じだなw
2限、マケドニア史、今日が前期レポートの締め切り日。提出済みなので気分的にはかなり楽な感じだ。本日の授業ではマケドニアの起源について学んだ。アキレウスの子孫という位置づけにしたいマケドニア側とアレクサンダーを生んだマケドニアがギリシア由来であると位置付けたいアテネ、ギリシア側の思惑が一致した感じだな。
3限、ギリシア美術史、今回はローマの水道とお風呂の話。この辺りはテルマエ・ロマエを読んでいたこともありある程度知っている話が多く、のんびりと聞くことができた。
3限終了後、ちょっとジョギングをこなし、そのため力尽きる。
21時をすぎて、ちょっと反省しw 手をつけているホラーティウスのcommentaryを担当範囲の最後まで読み切った。commentaryを最初に読み切ることでかなり翻訳への道が開けたと思う。今回は朗読用のヘキサメトロスも1日前に確認できるといいな。
成果?
「ギリシア語入門」134/175
「歴史(上)ヘロドトス」10/519 再読
「歴史(中)ヘロドトス」106/385
"illiad homer book1" 1/192
"homeric greek" 21/262
「標準ラテン文法 別冊単語集」3/27
「ラテン語練習問題集」 14/166
「ラテン語を読む」84/366
「イーリアス日記」13/443
「ギリシャ・ラテン文学」16/346 再読中
「形而上学(上)」5/391
「世界美術大全集 5 古代地中海とローマ」88/452 中断
「ツァラトゥストラはこう言った(下)」334/334 読了
「ギリシア文学散歩」86/334
「よくわかる哲学・思想」44/205
「ギリシア史」14/142 ヘレニズム時代まで
「アリストテレース詩学 ホラーティウス詩論」 22/350
「西洋美術の歴史 古代」42/608
「NHK テレビテキスト 100分de 名著 オイディプス王 ソポクレス」93/93 読了
「イタリア語練習問題集」14/259
「中級ドイツ文法」 60/327
「古典ギリシア語入門」13/206
「エクスプレス古典ギリシア語」46/175
「独習者のための楽しく学ぶラテン語」38/295
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