#0054:7月6日(月)

 

7月4日(土)

朝イチ、通常は朝からピリッピカの予習を始めるが、月曜日の4限にはホラーティウスの風刺詩が担当になっているので、その分の予習を進める。前日に同市だけは辞書を引いてしまったので、次は名詞の意味を調べる。1時間程度で終わる予定だったが、意外に手間取り、午前中で半分しか終わらなかった。適当なところでとりあえず区切りをつけ、女王様と買い物に出かけた。帰宅し昼ごはんを食べたあと残りの作業に入り、14時少し前にやっと終了。ここで一休み。次はピリッピカだ。

 

ということでピリッピカの予習に着手した。まず動詞を辞書で調べ上げ、それと同時に英訳、和訳にあたり、本文の内容の理解を深めた。次いで名詞を中心として辞書にあたって、最終的にほぼ全文の意味を調べ上げた。これで訳文を明日の朝仕上げる準備ができた。この作業が体に堪え、しばし意識を失うw 明日の朝でピリッピカの翻訳を作り上げて提出してしまおうと思う。

 

7月5日(日)

朝早くからピリッピカの訳文の作成に取り掛かる。と、その前にramseyのコメンタリの該当部分に目を通していく。キケロー の当時の状況が具に分かってきて面白い。が面白がってばかりもいられないので数回に分けて訳文を作成していく。なんとか10時前に終わったので、ホラーティウスの風刺詩訳文作成の準備をして外出した。

 

行き帰りの車中、そしてお店の中でコツコツと訳文を作成していき、最寄り駅で降りる頃にはなんとか訳文の終わりが見えた。帰宅後和訳、英訳を参考に紙の羅和辞典、philologの羅英辞典を駆使してなんとか訳文を作成し提出した。はー疲れたw 今日はもう気力が残っていない(^_^;)

 

7月6日(月)

前日夜、テレビを付けつつ眠りに落ちていたが、スポーツニュースでガンバの遠藤が出てきたので思わず見てしまったところ、全く眠れなくなってしまった。仕方がないので2時前からずっと起きていたが、6時半過ぎて女王様を起こしたあたりから睡魔が襲ってきて、少しばかり寝た。その後は4限のホラーティウスの風刺詩の予習をした。既に訳文は提出済みなので韻文をどう構成するかを復習を兼ねて標準ラテン語文法の1章あたりを再読してみた。しかし、どうもよくわからない。二重母音なのに句として分ける場合と分けない場合がある。それと綴りについて子音が続けば分離するルールになっていて、分離しない場合のパターンも示されている。しかしそのパターンに乗らないものが例文に示されている。韻文構成よりも先にこちらを片付ける必要を感じたのでまずこちらを片付けることにする。

 

2限、ピリッピカ、この羅文解釈はかなりの難文だ。前回は担当したので今回は手をあげず担当者の訳と講師の質疑応答、解説に耳を傾ける。キケロー は何度やっても難しい。ちょっと意外だったのは毎回膨大な訳をあげてくる青年が、意外に単語の形、意味、格などを取り違えている場合が多いことだ。ちょっと安心した。この講義は補修を含めてあと3回ある。2回は翻訳を担当しておきたいな。

 

4限の前に、再びラテン語の韻律について復習する、て言ってももともと何も知らなかったんだよな。担当分に合わせて文を韻律に組み立て直す。しかし9行目で力つき、この状態のまま授業に臨むことにする。

 

4限、今回はホラーティウスの風刺詩が当たる。ということで授業前に音節の区切り方を講師の方に質問する。自分の分担の話は、当たった際にやることになる。そしてすぐに自分の番が回ってきた。20行あまりのラテン語の韻文だが、これを訳するのにかなりの時間を要した。でもキケロー のピリッピカよりは易しいかな。韻文の朗読については全文は無理なので、先ほど悪戦苦闘した9行についてだけで勘弁してもらった。訳についてもほぼオーケーだった。少し自信がついたかな。

 

成果?

「ギリシア語入門」54/306

「歴史(中)ヘロドトス」106/385 

 

「標準ラテン文法」78/110

「標準ラテン文法 別冊単語集」3/25

 

「ギリシャ・ラテン文学」1/378 再読中

「ギリシァ人と非理性」  4/384

「ギリシア・ローマ古典文学案内」153/153 読了

「中級ドイツ文法」 60/327

「古典ギリシア語入門」13/206

「エクスプレス古典ギリシア語」46/175

「独習者のための楽しく学ぶラテン語」38/295

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