この4月から文学部3年次に学士入学を果たします。せっかくの機会なのでキャンパスにおける日々をここにまとめていけたらと思っています。今回はその準備号ということで私自身のこの2年間の動向などを簡単にまとめておきます。
話は6年前に遡ります。当時某企業に所属しながら転職先を探していました。それと同時に学士入学の勉強も進めていました。こちらは趣味の語学力を活かした裏活動的なイメージでした。ただ2月に受けた学士試験では予想に反して合格してしまいす。しかし家庭の事情で入学を残念ながら果たせませんでした。その時には6年後に再挑戦しようということで気持ちの整理をつけました。そしてその年に、ある調査機関に就職が決まり、その後調査業務をずっと続けてきました。
そして2年前に話は飛びます。調査業務は継続していましたが年毎に分担件数が増え、その反面業務への習熟度は仲々上がらず苦しい日々を送っていました。そんな中、所属していた調査期間がこの業務を打ち切ることが決まり、新しい職場を探す必要が出てきて、精神的にも随分追い込まれたことを今でも覚えています。ただ、別の調査機関が職場ごと引き受けてくれることが決まり、なんとか再就職することができました。就職が暗礁に乗り上げていた当時は、こんなことなら学士入学試験に再挑戦しておけば良かったなぁと、少し感じていました。
そして新しい職場、同じ業務は続けていたものの1件あたりにかける調査時間は確実に増え個人的な負担はかなり増してきた印象でした。7月に学士入学の説明会(6年前も参加)にも余裕が全くなくて参加できませんでした。業務の方のストレスも限界に達し、会社には今年度でこの調査業務を辞めることを8月末に告げました。何度か慰留されましたがその決心は変わりませんでした。
そうこうするうちに家のリフォームも始まりさらに余裕がなくなってしまい学士入学の準備も申し込むだけで受験勉強は全くと言っていいほどできませんでした。ただ雑誌TIMEの全号を全ページ読むという活動だけはこの10年間継続してきたのでこのことが後に自分を助けることになります。
12月に入り相変わらず業務では苦戦していて、週末はほぼ毎日会社に出る日々を続けていました。少なくとも語学だけは合格点を確保しておきたかったので、仏雑誌を読むことを開始しました。ただ、こちらの方はTIME程には読みこなすことができず忙しさもあって活動は途切れがちでした。
年が明けて1月、業務の忙しさは変わらず、結局1月末の学士入学試験はほぼ準備なしのままぶっつけ本番で臨むことになってしまいました。この試験の詳細は別の記事にまとめてあります。
2月に入り一次試験の合格発表がありましたが、これが平日ということで、さらにもし合格した場合はその日に2次試験があるということで、その日予定していた重要な報告業務を後にずらしてその日を迎えました。
一次試験では大失敗を犯してしまい、気持ちの中では合格を諦めていて、不合格を確認したらとっとと職場に戻ろうと考えていました。がっ、予想に反して合格してしまい、午後の2次試験も三人目だったこともあり終わったのが3時過ぎということで職場に戻ることを諦めてしまいました。ただ合格できて本当に良かったと思います。1浪は想定内だったので4月からは自宅で受験勉強を着実にやって行こうと考えていたのでそこで予想していたスケジュールがすっかり吹っ飛んでしまったのは嬉しい誤算でした。
そして2月の後半の合格発表、二次試験(面接)の感触から合格はほぼ間違いないと思っていたものの、もし落とされたらどうしようと気持ちは焦り、合格発表日当日(これも平日)は非常に落ち着かない気分で迎えました。結果は合格w 重かった肩の荷をやっと下ろすことができました。そして合格を確認すると職場に戻り業務をこなしました。
3月、業務の忙しさは変わらず、なので、3月上旬の写真提出、3月後半の入学手続きの準備は業務の隙間をぬってこなし先日やっと入学手続きを完了することができました。同時に今の職場の業務を終え、鍵や社員証を会社に返して社会人としても卒業を果たしました。これも直前まで出身大学に依頼した書類が届かなかったり、業務の残務が最後まで残ったりで最後まで気持ちを緩めることができず非常にストレスの溜まる日々でした。それも終わりです。やれやれ。