学士入学試験を終えて
6年前の受験と比べれば、今回の受験は準備不足も甚だしいところだ。準備と言えるのはTIME誌の毎号のcover to coverと、未完に終わった仏語雑誌の購読位なものだ。逆にこの2教科についてはある程度自信を持っていたので午前中の試験はスムーズにこなすことができた。思うに語学は受験生のあしきりに使っているような気がする。語学力を活かして参考文献を読めないようなら学生生活も危ういとの判断が働いたような気がしてならない。
その意味で専門科目は問題自体が英語だったので、基礎学力を見た上で適切に解釈ができるかどうかを見ていたのではないかと思う。こういった問題は解答はないので、受験生がどういう結論を提示するか、そのためにどんな論理構成を持ってくるかという点を見ていたのではないか。専門科目は各受験生とも気合を入れている部分であり、問題が外国語の場合は語学さえ乗り越えてしまえばあまり差はつかないような気がする。ここでも語学がキーとなるかな。
そして小論文。これも解答は存在しなので、60分という制約の中でいかに論理をきちんと展開し結論を導くかという点が焦点なのだろうと思う。だから白紙やふざけた解答をしない限りそれほど差はつかないと思う。とはいえ私は解答用紙を間違えた上、殴り書きになってしまったので、これは避けたいな。解答はあくまで丁寧に綺麗な読み易い字に越したことはないと。
今回の試験では、私は2回致命傷になりかねない間違いを犯し試験後意気消沈してしまったが、同居する女王様は別の解釈をしていたことが後であきらかになった。彼女は私が捨てた問題(専門、小論文)を見て、これは順位をつける問題ではなく、受験生があるレベル以上にあるかどうかを判定する問題だと解釈したという。彼女の見立てによれば、この試験なら私はパスすると思ったという。本人よりも的確な判断に驚かされたw
今後の受験者へのアドバイス
私見ですが、結局のところ、外国語2つはどちらも7割取れるだけの実力を持って臨むことが肝要だと思いました。それだけの実力があれば足切りにあうこともなく、専門分野の試験についても余裕をもって臨めると思います。あくまで私見ですので、あとはご自分の判断で勉強方法をアレンジして次回試験に臨んでください。つたない文章を読んでいただきありがとうございました。
(おしまい)
PS より詳しい勉強法については6年前の記事を参考にしてください。ぽて子さんに逐一メールで報告していたのでそのあたりのくだりが参考になるかもしれません。
PS2 4月以降は還暦大学生のキャンパスライフを順次あげていこうかと思います。期待しろとは言いませんので気楽に読んでやってくださいw