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パスタでたどるイタリア史 (岩波ジュニア新書)
1,058円
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・メモ
イタリアは食の国として有名だが、とりわけピッツァ、パスタの国として異彩を放つ。本書ではイタリアにおけるパスタの歴史をたどっていく。それを読んでいくと現代に至るまでにさまざまな紆余曲折があったことがわかる。
転機となったのは大航海時代に持ち込まれた唐辛子とトマトではないかと思うが、貧富の差の激しかった中世時代、庶民は上流階級、金持ち層から搾取されることが多く、かなり苦しい食生活を強いられたことが分かり、感慨を禁じ得ない。まぁそんな話を抜きにしても様々な種類のパスタが紹介されていてそれだけを読んでみるのも楽しいw
[パスタでたどるイタリア史/1,052円]
[池上俊一/岩波書店(2018/8/16)]
[228p/978-4-00-500699-1]
[大航海時代、トマト、唐辛子、マンマの味、未来派、アメリカ、女性問題、ナポリ、シチリア、生パスタ→北イタリア、乾燥パスタ→南イタリア(アラブ)、クッカーニアの国、イタリア料理、アルトゥージの料理本、マッケローニ→パスタ全般、スープパスタ]
[岩波ジュニア新書 699][初][0053]