・メモ
大岡山のthe goodstock tokyoで開かれた洋楽アナログレコード鑑賞会に参加して来た。2ヶ月に1回野口淳さんが司会者として実施されている行事だが、今回はMJGの店主である植村さんがゲストスピーカーとして、CD化されていないライブインジャパンのアナログレコードを21枚紹介してくれるとのことだったので是非にと言うことで参加した。参加者の中にはMJGの常連さんが結構いたかなw
そのライブアルバムだが、以前は日本のスタジオで録音したものが中心だったが(実際にはライブアルバムとは言えない?)、1965年ごろからは所謂ライブインジャパンのアルバムが増えて来たようだ。これらの貴重なライブアルバムだが、権利関係が複雑で、それが原因でCD化をするのがほぼ不可能だと言う。
それと、当時キングレコードには優秀なエンジニアが多く、そのためキングレコードのライブアルバムは録音状態がすごく良いと言う。その後、キングレコードのエンジニアが大量にCBSソニーに流れたため、以降はCBSソニーのライブアルバムの品質が格段に良くなったと言う。うーん貴重な話だね。この辺りは植村さんが説明してくれた業界裏話が非常に面白く参考になった。
欲を言うならばロック系のライブアルバムも聴きたかったなぁ。例えばベック・ボガート・アピスとかねw 特にboogieの前にティムが観衆を煽ってboogieと言わせようとするが、gの音を観衆が聞き取れず反応が静かになったのにティムが動揺する様子が大変面白いんだなw(→ 参考:ロックの要)
最後に鑑賞会で紹介された曲目を紹介しておこう。
ここから日本のスタジオ録音
11959:スリー・サンズ:雨ふり → 雨々降れ降れ母さんがw
2 1961:トリオ・ロス・パンチョス:黄色いサクランボ → ゴールデンハーフ!
3 1964:ペギー・マーチ:いつでも夢を → 日本語お上手!
4 1964:ミルバ:ウナ・セラ・ディ東京
5 1964:ロス・パラガヨス:ベサメ・ムーチョ
ここからライブ・イン・ジャパン中心
6 1965:ペレス・プラード楽団:まつの木小唄 → 大迫力!
7 1965:ブレンダ・リー:ワンレイニー・ナイト・イン・トーキョー
8 1965:エドモンド・ロス楽団:恋のバカンス
9 1966:スプートニクス:見上げてごらん夜の星を
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イン・ジャパン(紙ジャケット仕様)
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10 1966:リカルド・サントス楽団:お江戸日本橋
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美しき日本のメロディ
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11 1968:キング・カーティス:君だけに愛を → !!
12 1968:フォー・フレッシュメン:ミシェル
13 1971:バート・バカラック:雨に濡れても → 御大自らの歌唱
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バート・バカラック・ライブ・イン・ジャパン
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14 1971:アート・ブレイキー:花嫁 → !!
15 1972:ミシェル・ルグラン:日本のうたメドレー → これも御大自らの歌唱
16 1972:ジリオラ・チンクエッティ:さくら
17 1973:ウド・ユルゲンス:別れの朝
18 1973:アンディ・ウィリアムス:ゴッド・ファーザー 愛のテーマ →日本語!
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19 1973:ルネ・シマール:廃墟の鳩 → バックコーラスは達郎&大貫!
20 1976:スリー・ディグリーズ:苦い涙 → 筒美京平サウンド!
21 1978:スコーピオンズ:荒城の月 → 来日バンドの恒例に
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