・メモ

日本では珍しいアイリッシュトラッドの3人組ユニット、中々楽しい演奏を繰り広げてくれた。この3人、このジャンルの音楽に入ったきっかけはそれぞれ違う。フルートの松尾さんはお気に入りのシンガー・ソングライターの前座で出ていたアイリッシュ・ギタリストが気に入ったことで、元々バロックの演奏家だった森田さんは先輩に誘われて、そしてアコーディオンの齋藤さんは民族音楽サークルで様々な音楽に触れるうちに興味を持ったとのことだった。

 

このチームの奏でる楽曲は、フルートとヴァイオリンがユニゾンでメロディを奏で、この二人の演奏をアコーディオンがコードで支える感じだ。リズムは3人が足でステップを刻みながら取っていた。ただこのステップが実に面白い。三者三様のステップで、なんだかリズムを刻むタイミングが微妙に違う。しかしアンサンブルはちゃんと合っているw この辺りは3人の頭の中で共通のリズムをどう捉えているのか非常に興味があるね。

 

そして音楽だが、これが実に明るく楽しい。アイリッシュパブでの演奏がぴったりの感じだし、アイリッシュ民族のダンスにも合いそうだ。またそれと同時にアイルランドの緑豊かな自然も実感することができた。土の香りのする何だか懐かしい感じのメロディだ。マイクを使わず音が直接届イタコのライブ、いいな。

 

もし同じMJGでこの3人が演奏する機会があれば、MJG自体をアイリッシュパブにしてビール、料理、雰囲気も本物そっくりにしてしまうというのはどうだろうか?きっと面白いはずだぞw

 

・メンバ

 松尾郁花    フルート

 森田 薫    ヴァイオリン

 齋藤らいざ   アコーディオン

 

・演奏楽曲

- 第1セット

01?(リズム:ケール?)

02?(リズム:ポルカ)

03?(リズム:ワルツ)

04?(リズム:ワルツ)

05?(リズム:ジョリーティング?)

06?(リズム:ケール?)

07?(リズム:ジグ)

 

- 小島智さんのお話

 

- 第2セット

08:?(リズム:ワルツ)

09:?(リズム:ジグ)

 

- アンコール

10:ラストリールセット