・メモ

30数年ぶりに再読してみた。当時はメモをとっていなかったため、頭の中には「時間泥棒」という言葉が残っていた。さてどんな話だっただろうか。

 

読んでいくうちに、展開される話の面白さにぐんぐん引き込まれていき、予想外にはやく読み終えてしまった。これは人間の持つ時間を奪って生きる灰色の男たちと、それを阻止しようとする少女モモ、そして時間を人々に配分するマイスターホラ、マイスターのペットのカメであるカシオペイアたちとの戦いの物語だ。

 

隠れ家を灰色の男たちに包囲されたマイスターホラの取った作戦とは?そしてホラの意図を汲んだモモの活躍とは?興味の尽きない展開が非常に面白かった。

 

正剛くんはこう言ってる。

 

[モモ/¥864]

[ミヒャエル・エンデ著、大島かおり訳/岩波書店(2005/6/16)]

[409p/4-00-114127-2]

[モモ、ジジ、ベッポ、不思議な力、時間泥棒、灰色の男たち、かめ、カシオペイア、時間貯蓄銀行、人の話を聴く、マイスターホラ、気持ちの余裕がなくなる、発想の貧困、思い入れの欠如、千1377]

[岩波少年文庫][再図][0026]