・メモ

フレドリック・ブラウンの短編集。ジャンルとしてはSFの範疇なのかな。事実本書でも近未来、地球外植民地、宇宙船、宇宙人、人工衛星などがプロットとして登場してくる。ただ話の中身というかプロットは中々練られていて結構面白い。

 

本書に収められた9編の短編のうちで一番面白かったのは「白昼の悪夢」かな。殺人事件の被害者を見た各人が違った死因を述べるという不気味な展開がかなり面白い。がそのあとの展開はそれに輪をかけて面白かったな。千夜千冊を読むことの醍醐味は、自分ではまず手に取ることのない書籍に触れ合えることかな。さて次は何を読むかw

 

正剛君はこう言ってる。

 

[宇宙をぼくの手の上に/¥340]

[フレドリック・ブラウン著、中村保男訳/東京創元社(1969/3/28)]

[379p/-]

[SF、anecdote、からくり、ストーリーテラー、さあ気○いに、1999年、すべて良きベムたち、ヴァルガスの環、メスマリズム、星ネズミ、千1698]

[創元推理文庫605-5][初図][0013]