・メモ

ムンクの展覧会に行ってきた。ムンクの作品としては叫びが有名だが、それ以外にも佳作がいくつも有る。今回はそれらを確認できた。ムンクの絶頂期は彼が精神に異常をきたしていた時期と一致する。この時期の作品の特徴は登場人物たちの視線の異常さと構図の特異さが挙げられる。

 

そう言った意味では私にとっては「叫び」よりは「マドンナ」や”kiss"と言った官能的な作品の方が魅力的かな。また精神の正常さを取り戻した後期の作品も技量、構図はそのままに色彩が明るいものに変わった作品群であり、これらもまた魅力的だと思った。