・メモ

どさまわりを続ける4人、徐々にファンも増えてくる。あるファンの言葉をきっかけにバンド名を決めることになる。紆余曲折あり、名前は"Number Five"と決まる。その後空いたスケジュールを利用してブルーノはプロモーションのために空港のピアノを弾くことを考える。空港に着いてみるとそこでピアノを弾いていたのは少年時代に何度もコンサートで対戦し勝てることがなく現在は売れっ子ピアニストとなったマリクだった。ブルーノはマリクに連弾を持ちかけマリクはそれを受ける。二人の連弾プレーの中でブルーノはどんどん曲をジャズ的にアレンジし、マリクもそれに応え二人の演奏は素晴らしいものになる。そのプレーでブルーノには様々なバンドから声がかかる。ブルーノ離脱を覚悟したメンバー、しかしブルーノがマネージャのガブに言った言葉が泣かせる。

「誰にも言うなよガブ。オレはあいつらのことが好きなんだよ。」

 

その後バンドは小さなジャズフェスティバルに出ることにする。このジャズフェスティバルは第1回目で規模もごくささやかなものだったがフェスティバルを運営する3人の男たちの情熱にやる気を見せるメンバーたち。ここでジャズフェスティバルに出場する緊張気味の高校生バンドのメンバの言葉がまたグッとくる。

「こんな立派なフェスに僕らを選んでもらって。たとえ埋め合わせだとしても絶対失敗できないので」

フェスティバルに参加するちょっとなめた感じの有名ミュージシャン、サム・ジョーダンを大たちは驚かせることができるか?

 

[Blue Giant Supreme 6/¥670]

[石塚真一 /小学館(2018/11/4)]

[197p/978-4-09-860169-1]

[Number Five,Horst Jazz、マリク・ヤニッキ、連弾、SNS、ブルーノ]

[big comics special][初][0046]