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おさなごころを科学する: 進化する幼児観
2,592円
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・メモ
子供達はどんな存在なのか、何を考えているのか、こういった話は自分にも子供時代があったはずなのに全く覚えておらず謎であることが多い。筆者の森口氏は古典的なピアジェのアプローチから始めて、そこから発展した現代の研究について細かく解説してくれる。
もう子供は発展途中の不完全な人間という考えは捨てたほうがいいかもしれない。事実、大人が効率の名の下に失った数多くの能力を子供が持っていることを本書は教えてくれる。また子供が早い段階から自意識を持つことそして他者を認識できることも本書でふれられる。池谷さんの子育て本といっしょに読んでみると色々発見があって面白いかもしれない。
[おさなごころを科学する/¥2,592]
[森口佑介/新曜社 (2014/3/10)]
[273p/978-4-7885-1374-7]
[無能な乳幼児、有能な乳幼児、異なる乳幼児、本当に白紙なのか、デカルト、ロック、ルソー、バウアー博士、情報処理能力、コネクショリズム、タブララサ、白板、ピアジェ理論、機能的不変項、適応と体制化、発達の非連続性、対象の永続性、マザリーズ、識別能力、音・イメージ、共感覚、スケールエラー、ふりあそび、千1669、10/100]
[単行本][図初][035]