[廃墟の歩き方 探索編/¥1,620]

[栗原亨/イースト・プレス(2002/5/10)]

[254p/ 4-87257-289-0]

[病院、レジャーセンター、宗教施設、心霊物件、千1052]

[単行本][初図][004]

[廃墟の歩き方2 潜入編/¥1,620]

[栗原亨/イースト・プレス(2003/11/26)]

[189p/ 4-87257-86-2]

[病院、レジャーセンター、宗教施設、心霊物件、競馬場跡、千1052]

[単行本][初図][005]

 

人の管理から離れ打ち捨てられ、徐々に

朽ちていく建物たち、そんな物体に魅せられた

男の探検記だ。

 

確かに廃墟って惹かれるものがあるんだけど、

自分で探検する気にはならないな。なので、

傍観者として本書は十分楽しませてもらった。

 

著者も言っているが、廃墟=心霊物件的な

イメージがあるが、実際にはそういうことは

ないそうだ。人が夜逃げなどで忽然と姿を

消した建物を目撃した人、その報告を見た人が、

その状況から

 何かあったにちがいない = 多分殺人事件

的な安易な発想で都市伝説的な話が出来

上がっていくという。確かに納得できる話だ。

実際、自宅の近隣の事故物件を調べてみると、

それが廃墟の場合はほとんどないね。

ただ、多くの廃墟がある種異様な魅力を

持っていることは事実なので、ちょっと

この手の書籍を追ってみたい感じだな。

 

誠剛君はこう言ってる。