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[耽美小説・ゲイ文学ブックガイド/¥1,993]
[柿沼瑛子、栗原知代編著/白夜書房(1993/4/20)]
[ 371p/ 4-89367-323-8]
[やおい、鶏姦、衆道、僧侶、歌舞伎若衆、ボールドウィン、マッカラーズ、カポーティ、同性愛、男色、稚児、男子校、女子校、千137/1622][単行本][初図][057]
題名から想像するに、その筋の人が、その筋の
人向けに書いた文学の羅列かと思っていた。
実際のところ、そういう文学もあるものの、
多くは普通の文学の中でテーマとして同性愛を
取り上げているものが多い感じかな。
ただ、同性を愛情の対象として見ること自体、
かなり理解不能ではあるな。しかし自分の過去を
振り返ると擬似的な恋愛感情っぽい感情を持った
経験があるのも否定できない。男子校って悲しいw
それにしても日本は僧侶と稚児、殿様と若武者、
そのほか歌舞伎役者の裏の顔など、男性の同性愛
については以前はかなり大らかだったようだ。
また、西欧の同性愛の特徴として、男も女も
肉体関係を結ぶのに気持ちが向くことが多い。
こういったところも、その趣味のない人に
とっては理解不能だな。
誠剛君はこう言ってる。