マイルス・デイビス自叙伝〈1〉 (宝島社文庫)/マイルス デイビス
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マイルス・デイビス自叙伝〈2〉 (宝島社文庫)/マイルス デイビス
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[マイルス・デイビス自叙伝I/¥864]

[マイルス・デイビス、クインシー・トループ著、中山康樹訳/宝島社(2000/1/1)]

[362p/4-7966-1682-9]

[ディス、バード、白人、人種差別、トランペット、モンク、ヘロイン・コカイン、バドパウエル、ギル・エバンス、千0049]

[宝島社文庫 B76テ][図再][004]

[マイルス・デイビス自叙伝II/¥864]

[マイルス・デイビス、クインシー・トループ著、中山康樹訳/宝島社(2005/4/17)]

[365p/4-7966-1683-7]

[キャノンボール、トレーン、エバンス、スケッチ・オブ・スペイン、フリージャズ、ベティ・デイヴィス、千0049]

[宝島社文庫 B76テ][図再][006]

マイルス・デイビスの自伝の再読。
一度読んだときはマイルスの音楽にそれほど親しんで
いたわけではない。今回多くの作品を耳にした後に
聞いてみると、かなり鮮明なイメージが浮かび上がってくる。
かなり楽しめた。

マイルスの音楽で私が慣れ親しんでいるのは、50年代~90年代だ。
改めて驚かされるのはマイルスの音楽のその変遷ぶりだ。一時も
停滞していることがない。そして本書を読んでみるとマイルスには
次にやるべきことが音として聞こえているようだ。それを実現する
ために腕利きのミュージシャンを集めてきたわけだ。過去マイルスの
グループにいて現在大物ミュージシャンとなっているメンバーは数多い。
彼らが成長したのはマイルスの指示のもとに音を作り、マイルスの
指摘をうけて技術を磨いてきたからだ。その意味でマイルスは天才
ミュージシャンであり天才プロデューサであったわけだ。

音楽を離れれば、ただのセックス狂いのジャンキーだが、
そんなことは大したことないと思わせるほど、作り出し、
遺した音楽はすごい。

誠剛君は
こう言ってる