⚪︎試合前
噂によれば、96回目の天皇杯決勝は新ガンバ
スタジアムらしい。知るかよw

ということでガンバ対レッヅの決勝を楽しもう。
レッヅ側ゴール裏。


浦和は柏木がいないのがなんとも痛い。ガンバは
宇佐美がどれだけ集中してやれるかだな。



⚪︎前半



出だし、レッヅもガンバも慎重なプレーぶりだ。
が、いきなりレッヅの槙野が倒れこむ。相当痛そうだ。
メインスタンドから遠いところなのでよく分からない。
肩の脱臼か?いや手首あたりを押さえている。
かなり痛そうだが、プレーは続行するようだ。
そうこうするうち今度はガンバだ。相手のシュートを
ギリギリでクリアーした米倉が立ち上がれない。
担架でベンチではなく控え室の方へ運ばれる。
ガンバは、コンちゃんを急遽右サイドバックに配置し、
井手口をボランチの位置に置く。
レッヅは左サイド宇賀神、右サイド梅崎を起点に
サイドから攻撃を組み立てる。一方のガンバは
宇佐美、パトリックに倉田がボールを供給し
チャンスを作り出す。ガンバは左サイドからの
センタリングにヘッドで1回、足で1回あわせた
パトリックが惜しかったがゴールを割れない。

そのパトリックが先制点をあげる。ガンバが中盤で
ボールを奪いパトリックにパス、パトリックはぐんぐん
加速し、最後は森脇を余裕でかわしてゴール!
ガンバ先制だ。

私は浦和出身だが、30を過ぎてから浦和にできた
レッヅに肩入れする気はまったくない。むしろ
コフの応援するガンバ贔屓だ。パトリック、川崎
時代の木偶の坊ぶりが嘘のようだ。縦へ抜ける速さと
フィジカルの強さで圧倒的な存在感だ。
そうそう、我が家では「ちんぴらコウロギ」呼ばわり
されている興梠だが、急に蘇り同点に追いつく。
右サイドからのボールを李がヘディング、ボールが
ポストに嫌われたが、それをうけた興梠、コースは
ほとんどないように見えたがダイレクトで左足を
振り抜きゴールに突き刺す。1-1。
シュート力あるなぁ。こんな選手がマリノスにも欲いw


いいところでレッヅは追いついたな。

⚪︎後半


後半、レッヅが攻撃力を強め、ガンバを押し込む。
しかし、追加点をあげたのはガンバだった。遠藤の
CK、ボールはグラウンダーで集団からするするっと
抜け出したパトリックに渡り、低く正確なシュートが
レッヅゴールに突き刺さる。おぉ!レッヅは抗議する
が受け入れられない。意外な展開になる。

そして負けているときのレッヅ、ペトロビッチが
強引な手を打ってくる。2枚替えでズラタンと、
関根だ。これで一気にレッヅは押せ押せだ。関根が
右サイドで躍動しゴール前へボールを供給し始める。

ただ、チームのバランスを崩してまで攻撃一辺倒な
布陣をとるペトロビッチのやり方、あまり好きではない。
こんなやり方すると、たとえ同点になっても延長で
チームが破綻するんじゃないかと思う。
とりわけDFに厳しい布陣になった。

さらに浦和は高木まで投入しガンバゴールに襲い掛かる。
惜しかったのは李のヘディング、ドンピシャだったがわずか
にゴールを外れる。それと、キーパーのこぼしたボールを
至近距離から狙い、キーパーが再度弾いたボールを
槙野が押し込んだシュート、綺麗なゴールだったが、
最初のプレーがファウルだった。

浦和は焦るが、際どいシュートも東口が冷静に処理し
ゴールを許さない。そして試合終了、ガンバ優勝
おめでとう!


見ている人には面白いかもしれないが、通常の
フォーメーションが5-0-5、スクランブル時は
攻撃一辺倒になるペトロビッチのサッカーは
評価できないな。だって代表のサッカーとの
関連性も連続性も皆無だものw

⚪︎試合後
表彰式を見ずにスタジアムをでた我々は、
渋谷に移動し、空いていた飲み屋でちょっと一杯w
かんぱーいw

で、おせちチャーハン3連発。バックは私をヨーロッパ
選手権観戦に誘う男たちが掲げる日程とか地図だw




欧州選手権、観戦となったら、イングランド大会
以来20年ぶりだ。うーん、悩ましい(^_^;)