ユーミンの罪 (講談社現代新書)/講談社

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[ユーミンの罪/¥864]

[酒井順子/講談社 (2013/11/20)]

[277p/978-4-06-288233-0]

[歌詞、楽曲、ルックス、歌唱力、かっこよさ、三歩先のリッチ、千1583]

[講談社現代新書 2233][初図][071]

オリーブの罠 (講談社現代新書)/講談社
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[オリーブの罠/¥864]

[酒井順子/講談社 (2014/11/20)]

[261p/978-4-06-288288-0]

[おめかし、赤文字系女性雑誌、リセエンヌ、付属校、ファッション、戦場に行かない、ガーリー、泉麻人、センス、ナチュラル、カルチャー、女子大生→女子高生、千1583]

[講談社現代新書 2288][初図][085]

酒井順子氏の新書2冊。
「ユーミンの罪」はユーミンのアーティストとしての足跡と
彼女が提示した「等身大OL」の世界(=実は幻想)を
その時自分が感じた思いを投影して語る。
「オリーブの罠」は女子高生にオリーブ女子を生んだ
「オリーブ」の提示したファッション(=実は生き方?)を
オリーブの読者・ライターだった酒井氏が振り返る。

面白くはある。ただし、ここでターゲットに選んだ2つ、
私は門外漢だ。

ユーミンについては私自身こんな感じかなと思う。
ルックスと歌唱力に恵まれない少女が、
スタイルの良さと抜群の音楽性で、女性達の
カリスマとなる。しかし、歌唱力と詩の世界の
衰えとともに、提示するアルバム、コンサートは
オーバープロデュース気味のゴテゴテした
ものになっていった。
ちょっと前、ベストアルバムに入っていた、
青い影を聞いた。マシュー・フィッシャーは
相変わらず名演で青い影を再演していた。
そしてユーミンは、声量のない声でがなりたてるように
歌うその様子は、カラオケ好きのおばさんが
陶酔しながら歌う程度の歌唱力しかなかった。。

オリーブについては全くしらないんだけど、
ターゲットを女子高生に、理想像をフランスの
リセエンヌとするアプローチは結構斬新だったと思う。
しかし、オリーブってファッション誌だったんだ。
ファッションもいいけど、勉強しとけよ > かつてのオリーブ少女