ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)/岩波書店
¥972
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[オデュッセイア(上)/¥756]

[ホメーロス (著), 松平千秋 (翻訳) /岩波書店 (2003/7/15)]

[394p/4-00-321024-7]

[ポセイダイオン、ペネロペイア、テレマコス、キュクロプス、アルキノオマ、イタケ、ペルセポネイア、カリュプソ、千0999]

[岩波文庫 赤102-4][再][081]

ホメロス オデュッセイア〈下〉 (岩波文庫)/岩波書店
¥907
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[オデュッセイア(下)/¥713]

[ホメーロス (著), 松平千秋 (翻訳) /岩波書店 (2003/4/5)]

[349p/4-00-321025-5]

[ポセイダイオン、ペネロペイア、テレマコス、キュクロプス、アルキノオマ、イタケ、ペルセポネイア、カリュプソ、エウリュクレイア、ヘレネ、メネラオス、ラエルテス老、エウマイオス、アンティノオス、アポストロペー、メランディウス、エウリュマコス、千0999]

[岩波文庫 赤102-5][再][084]

久しぶりの再読。5度目くらいかな。
最初の頃は、ただ読み進めるだけで、さっぱり
物語が頭に入ってこなかった。前回あたりから
やっと注釈を読む余裕が出始め、今回
物語を堪能することができた。

この物語には冒険譚の要素がすべて入っている
感じだ。読み進めながらどんどんオデュッセウスと
ともに興奮し始め、一気に読み進めてしまった。

爽快感漂う終わりかただ。しかし、オデュッセウスの
やったことは明らかに過剰防衛だな。横暴な求婚者達は
懲らしめてしかるべきだが、全員を殺すことはないだろう。
また求婚者達に通じた女中達も自殺に追い込むが、
これも明らかにやりすぎ。

この時代、人の命がかなり軽く扱われている。
冥界の話とかを見てみると、死後の世界が
身近なので平気で人を殺せるのかなと思ってしまう。

数年たったらまた読んでみたいw