偏愛的音楽履歴(0002):Standards Volume1:キース・ジャレット・トリオ | 好奇心のままに(走る、読む、見る、聴く)
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キースジャレットは、大学横にあった
「ガール・トーク」というジャズ喫茶で
ケルンコンサートを聴いたのがきっかけかな。
美しい響きにうたれ、早速レンタル・レコードの
店で何枚かチャレンジしてみた。
これがどれも揃いも揃ってよくわからんw
ジャズのはずなのに変なパーカッションとか
フルートが妙な旋律を刻み続けるような
曲に耐え切れずギブアップしてしまった。
それから数年。
ふとキースの新作を聴いてみた。
これが実にいい。
オリジナル曲はなく全曲スタンダードだったと
思うが、ちょっとリラックスした感じで、
キース、ゲイリー、ジャックの3人が
実に楽しげに演奏している。
特に最後の"God Bless the Child"がいいな。
ピアノトリオだけど、メロディの主役は
ゲイリーだな。うねるような跳ねるような
ベースは実に生き生きとして楽しい。
最近は当初敬遠していた最初の曲
"Meaning of the Blues"もお気に入りの
一曲になってきた。
私にとってはジャズの入門書となった
思い出深いアルバムだ。

