美学入門 (朝日選書 (32))/朝日新聞社
¥1,296
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"[美学入門 /¥1296]

[中井正一/朝日新聞社 (1975/01)]

[229p/978-4022591326]

[審美眼、機構/構成の美しさ、肉体の美しさ、スキル/技術、ジャン・ジョレース、プールキンエの法則、プラトン、アリストテレース、自然が芸術の模倣である、知情意、通俗的時間、本質的時間、侘び寂びものの哀れ、いき粋、Shone Seele、カント、ニィチェ、ハイデガー、千1068]

[朝日文書32][初図][069]"

ポテ子さんの
webを見て、美学ってなんだろうと興味を持ち、
千夜千冊のページから本書を見つけて読んでみた。
本書は前半が美学入門、後半が日本の美に関する考察という
二部構成で、目的となったのは前半部分だ。

さて、本書を読んで美学が分かったかと言うと「否」だな。
美の要素としてこんなものがあると言う例示や、
美学と言う学問分野のヒストリは記述されているが、
そもそも美学が何であり、何を目指し、どういう要素から
構成されているのかといった部分が私には余り伝わって
こなかった。一つには、カント、ヘーゲル、ニーチェに
対する私の認識不足なんだろうなぁ。ここがわからないと
美学の進展を把握できないし、実感として把握できない。
ちょっと勉強し直して再読だな。

正剛君はこう書いてます。