ガルガンチュア―ガルガンチュアとパンタグリュエル〈1〉 (ちくま文庫)/筑摩書房
¥1,404
Amazon.co.jp

[ガルガンチュアとパンタグリュエル 1 ガルガンチュア/¥1,365]

[ラブレー著、宮下志朗訳 /筑摩書房 (2005/1/10)]

[475p/4-480-42055-X]

[フーガス売り、ジャン修道士、ピクロコル王、トゥクディオン、ガルガメル、グラングジエ、千1533]

[ちくま文庫ら 5 1][初図][017]

[ガルガンチュアとパンタグリュエル 2 パンタグリュエル/¥1,365]

[ラブレー著、宮下志朗訳 /筑摩書房 (2006/12/10)]

[489p/4-480-420556-8]

[パニュルジュ、エピステモン、ユーデモン、カルパラン、ルーガルー、キャベツ男、マクロコスム、ミクロコスム、アルコフリバス・ナジェ先生、千1533]

[ちくま文庫ら 52 1][初図][022]

[ガルガンチュアとパンタグリュエル 3 第三の書/¥1,575]

[ラブレー著、宮下志朗訳 /筑摩書房 (2007/9/10)]

[597p/987-4-480-42057-2]

[パニュルジュ、エピステモン、ポノクラート、ユーデモン、カルパラン、ジャン・デ・ザントムール修道士、夢判断、コキュ、借金、結婚、パンタグリュエル草、たまきんブラゾン、反たまきんぶらぞん、千1533]

[ちくま文庫ら 52 3][初図][029]

[ガルガンチュアとパンタグリュエル 4 第四の書/¥1,890]

[ラブレー著、宮下志朗訳 /筑摩書房 (2009/11/10)]

[654p/987-4-480-42058-9]

[パニュルジュのひつじ、難句略解、愚者の船、シカヌー族、前口上、シカヌー族、カーレムブルナン、怪物クジラ、クセノマーヌ、アンドゥーユ族、ガステル、ガストロラートル族、78、メルド、千1533]

[ちくま文庫ら 52 4][初図][045]

[ガルガンチュアとパンタグリュエル 5 第五の書/¥1,728]

[ラブレー著、宮下志朗訳 /筑摩書房 (2012/5/9)]

[535p/978-4480429216]

[お腹パンク島、鐘が鳴る島、第5の書、写本、フランス語を作る、カント国女王、フランス語として初出、神祇官パグブック、千1533]

[ちくま文庫ら 52 5][初図][048]

やっと読了した。この膨大なページ数からなる大作は、
他に例を見ない作品だ。

ガルガンチュアの奇想天外な物語。そして、
その息子のパンタグリュエルの父親にも増して
空前絶後の成長物語。さらにパニュルジュを
主人公に据えた対話の物語。ここで終るかと思ったら
更にパンタグリュエル一行様の大航海記。
この連作の内容の豊富さ、奇想天外な展開は
実は完全について行けてない。

さらに、訳注を見ていると、「この表現は、
フランス語で初出」という解説が何度も現れてくる。
この時代、ラブレーは本書を書きながら、
同時に近代?フランス語の表現を開拓して行った
ことがわかる。それ以外にも海外の古典の文献からの
サジェスチョン、引用や改ざん等も枚挙にいとまがない。

芳醇にして饒舌な情報の洪水、
この流れを的確に捉えられる人は相当の博学だな。
時間をあけて、再度チャレンジしてみよう。

正剛先生の
記述も、かなりの分量になってる。