- ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)/早川書房
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[ニューロマンサー/¥680]
[ウィリアム・ギブスン/黒丸尚(翻訳) /早川書房 (1986/07)]
[451p/978-4150106720]
[ケイス、モリイ、フィン、アーミテジ、リンダ、マエルクム、茶壺、千葉シティ、ウィンター・ミュート、さらりまん、ヒデオ、リビィエラ、ニューロマンサー、千0062]
[ハヤカワSF SF672][再図][006]
今回で、3回目の読了。
やっと物語の輪郭が掴めてきた。
近未来の千葉シティ、依頼人を裏切ったため、
サイバースペースで遊ぶことが出来なくなったケイス。
そこに謎の男アーミテジから仕事の依頼が舞い込む。
体内の数カ所の臓器の交換手術を受けるが
その際に体内に時限爆弾的な毒物を埋め込まれ
逃げることは不可能になる。
アーミテジの元に集められたのは、女性の殺し屋モリイ、
情報提供屋でモリイの旧友フィン、そして幻想を自在に
操る謎の男リビィエラ。アーミテジの指揮の下、
活動を開始するが、アーミテジは実はもともと対ソ連
活動で殲滅されたグループの一員だったコート大佐
であることがわかる。そして、コート大佐を操り、
コントロールしているのが、ティスエ=アシュプールと
いう団体であることが明らかになる。一方ケイス達を
バックアップするウィンター・ミュートなる実体、
ザイオン人グループの存在が明らかになっていく。
話は一転、ティスエ=アシュプールの実態に
食い込みすぎた為、逆にティスエ=アシュプールから
命を狙われることになる。コート大佐は死に、モリイは
捉えられ、リビィエラはティスエ=アシュプール側
に立つ男であることがわかる。
また、仲間だったフィンは、ウィンター・ミュートと
一体化した仮想的な存在であることもわかる。
そんななか、幻想の中で、殺されたリンダ、
ニューロマンサーと名乗る少年と出会う。
ニューロマンサーこそ、ティスエ=アシュプールの
現実(幻想?)化した実体であることが分かる。
また、ウィンター・ミュートの狙いも、
ティスエ=アシュプールと一体化することにあった。
いろいろあって(^_^;)、
リビィエラはティスエ=アシュプールの現在の
リーダ、レイデイ3ジェーンの守護者、ヒデオに
よって無力化され、ウィンター・ミュートは
ティスエ=アシュプールとの一体化を果たす。
うーん、こんな感じだろうか?
終わり方が中途半端なのは、ストーリを
続ける為の方便かも。
しばらくしたらもう一度読んでみよう。