- ソクラテスと朝食を 日常生活を哲学する/講談社
- ¥1,785
- Amazon.co.jp
[ソクラテスと朝食を/1,785円]
[ロバート・ロウランド・スミス (著), 鈴木晶 (翻訳) /講談社 (2012/9/21)]
[296p/978-4-06-215385-0]
[水からの伝言、風呂に入る、本を読む、睡眠、死、通勤、サボる、セックス、口論、千1,495]
[単行本][初図][114]
日常生活の何気ない光景、そこに思想家達の
言葉をからませて展開して行く物語の数々、
結構楽しめた。
ただし、本書が読みやすいかと言うと
そんなことはない。一見易しい書きっぷりで
引き込まれるが、著者の頭が良すぎるのか
話の展開にしばしばおいて行かれ、
優しい文章なのに意味が取れないと言う
実にストレスが溜まる感じだった。
なので、本書については文中で
取り上げられたトピックスについて
自分の記憶や印象と関連づけてみた。
眠るということが、一つの死であるという
捉え方はびくっとさせられた。
同じような経験をした経験がある。
高校時代、夜布団に入った際、
明日の朝生きて目覚める自信が持てず
布団の中で震えていたことがある。
確かに医者にかかるって不思議だ。
以前と比べると、Google等を使って
得られる知識は無限と言ってもよい。
だけど、相変わらずぼくは(私達は)
医者に行き、分かりきった結論を
聞き安心する。
そういえば、医者の僕らに対する
それとない上から目線も考えように
よってはおかしいよな。
鏡をみることが重要とある。
そうなのかな。うまれてこのかた、
特に30才以降まともに鏡を
見たことがないし、見たいとも思わない。
なので、朝寝癖が直らぬまま
出勤しようとし妻から何度叱られたことか。
そんなに自分の姿が気になるのかなぁ
謎だ。
で、とりあえず分かったのは
図書館から借りた期限を大幅に
消化して焦って読んだため
理解がままならなかったこと。
ちょっとしたら再読だなw