- 随筆「散歩で三歩」―コンパクトカメラの新冒険/話の特集
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[散歩で三歩]
[草森 紳一(著)/話の特集 (1992/08)]
[416p/ 978-4826401258]
[永代橋、迷子、忘れ物、浮浪者、深川、ねこ、犬]
[単行本][初図][112]
「荷風の永代橋」からの流れで草森氏の
エッセイを読んでみた。
今は無き「コンパクト・カメラ」を持って、
散歩をしながら気ままに撮った写真を
肴に気の効いた文章が並ぶ。
前回読んだ作品同様、
本書も４００ページを越える大作だ。
だけど、飽きさせること一気に読ませてしまう。
本書の中では、青山墓地の話と
寺山修司が徘徊した渋谷界隈の話かな。
次は何を読もうか、読めるか凄く楽しみだ。